SEOについて学んだことをアウトプットしていきます。
まずは、検索エンジンの超基本です。
これまでのWeb制作で考えていたことも、書きたいと思っています。
いまさらSEOかよ!ChatGPTで検索なんて無意味な所業になるかもしれないのに!?なんてことも考えましたが、せっかくなのでまとめてみようと思いました。
これからはGPT-Optimizationも必要になってくるかもしれませんね。
いかに自社の製品やサービスをGPTに吐き出させるかを競い合う世界線はあるのでしょうか?
検索エンジンの基本理解
検索エンジンの動きの概略です。クロールし、インデックスし、ランク付けをざっくり知ることが基本です。
・クローリング
Googlebotと呼ばれるクローラーが、サイトのリンクを移動して、情報を網羅的に集めます。
・インデクシング
上記のクローリングで集めたページを、テキスト、画像、ビデオの情報から解析して、データベースに登録されます。ユーザーが検索窓に入力した言葉との関連性をチェックします。
・ランキング
ユーザーの入力したキーワードに合う情報のランキングをつけます。ランキングの付け方は、Googleから公開されている訳ではありませんし、構成要素は要素は200以上とも言われているようです。
https://moz.com/beginners-guide-to-seo/how-search-engines-operate
"How Search Engines Work: Crawling, Indexing, and Ranking". Moz.
各項目ごとに考えること
検索エンジンの基本を3つに分けて、概略を書きました。では各項目でなにを考えて設計すればいいかをみていきます。
■クローリングで考えること
・ウェブサイトの構造:
クローラがすべてのページを周回できるよう、サイト構造をシンプルに保つ。
直感的にわかるように、上位概念、下位概念を分けて設計する。
階層分けはけっこう命懸けで死守くらいの考えで臨んだ方がいいと思っています。
概念の階層分けをきちんとやっておかないと、URL構造もボロボロになります。
たとえば、時計のECサイトでブランドという概念でカテゴリーを分けているのに、同列に”色”や”大きさ”を並べてしまうのは変です。一度ロジックツリーのようなもので、概念の整理をすることが大事です。
・XMLサイトマップ:
プラグインなどを使って作成できるので、規模の大きいサイトなどでは準備しておいた方がベターだと思います。
■インデクシングで考えること
・コンテンツ内容:
オリジナル性を含み、ユーザーの目的に沿ったもの内容にします。ユーザーの意図と目的を、ページ作成の前に書き出しておかないと仮説として機能しません。
・ページの最適化:
タイトルタグ、メタディスクリプション、ヘッダータグ、画像のaltなどを適当にしない。手を抜いているサイトを頻繁に見かけます。職業人として細部のこだわり大事だと思います。
また、ローディング速度とレスポンシブ最適化しているかの見直します。
■ランキングで考えること
簡単にできるところから、小さく取り組んでいく意識が大事です。チリも積もれば...という慣用句そのものの状態になっている場合も往々にしてあります。
・タグの最適化:
ヘッダー、タイトル、メタディスクリプション、H1、altなどの構造で修正できるところを変更します。
あと意味を説明できない、スクロールダウンとか、エフェクトをそのまま放置しているところも散見されるので、ここも見直しなど必要です。
・SNSとの動線を設定しているか:
単純だけど、SNSに設定をしていない例もけっこう見受けられます。
・キーワードの最適化:
検索意図の仮説と検証を繰り返す。ここは実験を繰り返すしかないです。
それから、言葉選びはガチで向き合った方がいいです。
何となく適当な言葉を使わないルールにした方がいいと思っています。
よくみる決まり文句(たとえばミッションとかバリューとか)も、自分の脳から捻り出したような言葉なのか、とりあえずこれでいいかという言葉なのかは考えて選んだ方がいいです。