チームマネジメントを行う上で、1on1ミーティングは重要
実施できない理由は、「忙しいから」というものが多いと思うが、長期的にみてミーティングをやったほうが問題を事前に解決できる可能性が高くなり、チームの雰囲気を良くできたり、チーム力の向上に繋げることもできる。
しばらく運用してみたやり方をメモ
実施タイミング・内容
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実施頻度
月1回(ただし、必要に応じて都度行う) -
メンバー
当時のプロジェクトでは10人のメンバーに対してやっていました。 -
時間
1人あたり30分 -
内容(以下からいくつかをピックアップ)
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心身の健康チェック
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プライベート
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モチベーション
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業務・組織の課題・改善したいことなど
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目標設定/評価
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キャリアパス
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戦略・方針の伝達
内容詳細
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心身の健康チェック
体が弱い人や朝が弱い人は、このあたりを聞くとスムーズに話に入れる。
健康とプライベートは密接に関わってくるので、プライベートの話も聞きやすくなる。 -
プライベート
普段から知っている趣味などの情報があれば、それについて聞いてみると良い。 -
モチベーション
実績を元に良かったことを素直に褒める。 -
業務・組織の課題・改善したいことなど
日頃課題に感じていることや、改善の案などがあるか聞く。 -
目標設定/評価
目標に対するアクションについて振り返り・評価 -
キャリアパス
今の仕事に満足しているかなど。必要に応じて新たな環境を用意することも検討 -
戦略・方針の伝達
チームとして一体感が出ていない時は、個人レベルでも戦略・方針を伝達していく
その他
- 基本的には話を聞く場であり、意見するのは必要な時のみとする。
- 問題解決をしてあげるのではなく、何が問題かをクリアにする。
- 踏み込んで話すことが必要でまとまった時間が必要な話題などは別枠でやる。
- 人数が多すぎる場合は、1人でやることが難しいのでチーム構成を考慮した上で別メンバーもアサインしたほうがいいかも。(自分の場合は10人とやっていましたがギリギリのラインだと感じました。)
参考図書
・シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング
・エンジニアリング組織論への招待