概要
Pythonの無名関数及び、ラムダ式についてまとめたいと思います。
以下で、ラムダ式を変数に代入するサンプルコードをご紹介致しますが、後々、ラムダ式を変数に代入するのはPEP8
で非推奨だということを知りました。ですので、下記に出てくる記述方法は理解する為に使用しているという認識で、実際の記述方法として推奨しているものではないということを留意して頂きますようお願い致します。
無名関数(ラムダ式)
無名関数とは
無名関数(ラムダ式)とは、匿名関数とも読ばれており、関数の名前をつける必要がない一行で終わるような関数を作る場合に利用します。
無名関数を作るには、ラムダという書式を用います。
ラムダ式の構文は以下の様になります。
変数 = lambda 引数1, 引数2 : 式
例
実際にラムダ式を使用すると以下の様になります。
ラムダ式の場合
addition = lambda i: i + 2
print(addition(3))
>>5
multiplication = lambda i: i * 2
print(multiplication(3))
>>6
上記のラムダ式を用いた例を関数に置き換えて記述すると以下の様になります。
関数の場合
def addition(i):
return i + 2
print(addition(3))
>>5
def multiplication(i):
return i * 2
print(multiplication(3))
>>6