ちゃお…†
まいおり…†
はじめに
BigQuery ML (BQML) って知ってる?BQMLは、BigQueryのデータをSQL文みたいな感じで機械学習モデルを作ったりできる便利なサービスです。ローカルのマシンではとてもメモリに乗り切らない130GBのデータでも短時間でよしなにやってくれます。しかもブーストツリーモデルでは前処理もやってくれる!
料金計算のドキュメントが古い…
ただ、これを書いてる現在 (2023/02/07) では、BQMLの料金計算の説明が古くてドキュメント通りにやろうとしても料金計算ができません……。
7.データが入力されたら、[表示設定] をクリックして [カスタム フィールドを変更] を選択します。
Cloud LoggingのUIが変わって[表示設定]
っていう項目がないんですよね……。
2023/02/07時点での料金計算はこれ!
ここではBigQuery ML の CREATE MODEL ステートメントを含むクエリジョブの US での料金を算出する方法をBigQuery ML の料金の例をベースに紹介します。
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Google Cloud Console で Cloud Logging ページを開きます。
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プロダクトが BigQuery に設定されていることを確認します。
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大きなテキストフィールドに以下を入力します。
resource.type="bigquery_resource"
protoPayload.serviceData.jobCompletedEvent.job.jobConfiguration.query.statementType="CREATE_MODEL"
4.大きなテキストフィールドの上にある時計アイコンをクリックしてプルダウン リストから、適切な期間を選択します。たとえば、[過去 24 時間] を選択すると、過去 24 時間に完了した BigQuery ML の CREATE MODEL ジョブが表示されます。
5.[クエリを実行] をクリックして、指定した時間枠内で完了したジョブを表示します。
6.「クエリ結果」のすぐ下に、カラム名が「重大度/タイムスタンプ/概要」のバーがあり、そこの「概要」の隣にある「編集」ボタンを押すと、「概要フィールドの管理」画面のポップアップが表示されるので、そこで以下のカスタム概要フィールドを追加します。
protoPayload.serviceData.jobCompletedEvent.job.jobStatistics.totalBilledBytes
7.ページが更新されたら、BigQuery ML ジョブごとに課金されるバイト数が、各ジョブのタイムスタンプの右側に表示されます。課金されるバイト数が無料枠に含まれる場合、値は表示されません。次に例を示します。
BigQuery ML の課金されるバイト数
BigQuery ML CREATE MODEL ジョブの料金を計算するには、課金されるバイト数に BigQuery ML のオンデマンド料金を掛けます。この例では、CREATE MODEL ジョブは 100,873,011,200 バイトを処理しています。このジョブの料金を US マルチリージョン ロケーションで計算するには、課金されるバイト数を TB のバイト数で割り、その数にモデル作成の料金を掛けます。
100873011200/1099511627776 x $250.00 = $22.94
さいごに
Google Cloudさん、早くドキュメント更新してくれ〜