この投稿ではこれから Python に入門する人に向けて まず読んでほしいおすすめの書籍をランキング形式で紹介しています。
Pythonで出来ること
Pythonは本当に色々なことができるプログラミング言語です。
- 機械学習
- 統計処理
- Webアプリのサーバーサイド
- エクセル操作等の単純作業の自動化
- Webスクレイピング
- 一部のデスクトップアプリ作成
できることを挙げ出せばキリがありません。
しかもサードパーティライブラリが異常に充実しているので、少ないことで高い生産性を発揮することが出来ます。
おまけに文法も単純なのでプログラミング入門にも超オススメな言語です。
この投稿ではランキング形式でおすすめPython本を紹介しています。
が、実際に読む本を選ぶときにはPythonを活用して達成したい目的に合わせて自由に選択してください。
【やりたいこと別】Python入門にオススメの本ランキング
1位:ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
・ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
一位は**「ゼロから作る Deep Learning」**にしました。
その名の通り、前提知識なしでディープラーニングの実装をスタートできる良著です。
機械学習や統計の知識がまだなくてもOKですですし、Python の基本文法の解説から入るのでプログラミング経験がなくても問題ありません。
高校レベルの数学さえ踏まえておけば OK です。
それでいてディープラーニングの基礎となる順伝播・逆伝播などの仕組みが一から理解できるのがポイントですね。
特定のフレームワークに依存した本でもないので、この本で学んだ内容は後々応用が利きます。
ちなみに同じシリーズの自然言語処理編もおすすめです。
2位:退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
・退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
これも有名な本です。
これはエクセル処理やネットからのデータ取得、メールの一斉送信などの「仕事上やらなくてはいけないけど全く面白くない」作業をPythonで全て自動化するための本です。
「ノンプログラマーにもできる」と書いてある通り非エンジニアでもそれほど抵抗無く習得できる難易度です。
出てくるコードをコピペしたり少しいじって使うだけでも、雑務をこなすスピードが1000倍くらいになること請け合いです。
類似書籍としとして、シゴトがはかどる Python自動処理の教科書もオススメです。
3位:Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
・Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
3位には、純粋なPython入門書を持ってきました。
登場人物として出てくるのは**「ヤギ博士」と「ふたばちゃん」**といういかにもユルそうなキャラクターです。
全体的な雰囲気からもわかる通り、かなり難易度が低めです。
その分、プログラミング経験者やガチ勢には少し物足りないかもしれませんが、「絶対に途中で挫折したくない」という初心者には超オススメできる一冊です。
4位:Pythonによるデータ分析入門 第2版
こちらはPythonというより、Pythonの定番データ分析ライブラリであるPandasの入門本です。
(作者はPandasを作った人です。)
Pandasは、もともと株価などの金融データの定量分析のために作られたそうですが、今ではあらゆるデータ分析の場面で使用しますね。
僕も何度お世話になったかわかりません。
今後研究や仕事でデータ分析を行いたい人は、読んでおいて損はないはずです。
というか、定番すぎて職場や研究室の本棚をあさるとすぐに見つかる可能性もあるので、是非一度探してみてください。
なお、Pandasは勝手にデータの型が変換されていたりと、思わぬところに落とし穴があります。なので、中級者以上も読んでみると何かしら収穫があると思います。
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