カメラマップテクスチャを使っている場合等の映像表現で
カメラ位置から写るものと影になる部分とを分けたいことがあるので。
有償公開している自作カメラマップアドオンを利用しているので ほぼ覚え書きです。
カメラマップアドオンではカメラ座標でのZ値をUV出力のZに出力しています
一番左のノードグループがアドオンで自動作成したもので 別途先にレンダリングしたデプスマップをカメラマップ投影しています。
この2つの値を比較することで デプスマップに記録された値より遠い部分
つまり 他のメッシュの影になる部分を区別することができます。シャドウマップの手法ですね
Zから分離した値に-1をかけているのは Blenderのカメラの初期値が下向きなのでカメラ基準の座標は-なため
小さい値を減算しているのは このままでは手間メッシュ上は同値なのでオフセットです
先に用意するデプスマップは
ビューレイヤプロパティのZのパスをオンにしてレンダリングすることで作成します
ノード補助のアドオン「Node Wrangler」を利用している環境なら
ビューアーのノードにのサイドバーに「Save This Image」のボタンが追加されていて ビューアーで利用している画像を簡単に保存できます。
画像データは必ずOpenEXRで保存します。
先にも言ったように 保存したZパスの画像を カメラマップのアドオンで投影するシェーダーを使ってノードを組むことで
影の部分を区別して別色を付けたりできます。