背景
とりあえずAzureを触ってみたいという人に向けて、まったくお題がないと触りようがないと思ったので、メモ程度に書いてみた記事になります。なので、ソースコードは出てきません。
色々調べながらやっても1~2時間ぐらいかなと思います。とりあえず進めるのであれば、30分も掛からないかと思います。
作るもの
定期的に自動でメールを送信してくるもの
手順
- アカウントの作成(ここは割愛します)
- それでは、まずは定期的に処理を実行させる為に、Logic Appsの設定を行います。Azure Portalから[Logic Apps]を選びます。見つからなかったら、[その他のサービス]を開きます。
- すべてのサービスで[Logic Apps]を探します。Logぐらいまで入力すると出てくると思います。
- Logic Appsの画面になるので、[追加]ボタンで新規作成します。
- Logic Appsの設定を決めます。サブスクリプションは、[無料試用版](別途あれば、それでも大丈夫です)。リソースグループは任意。ロジックアプリ名は任意。場所は、どこでも良いのですが、一応「東日本」を選択。[確認および作成]ボタンを押します。
- 確認画面になります。問題ないと思うので、[作成]ボタンを押します。
- 正常に作成されたら、[リソースに移動]を押して、画面を移動します。
- ここからいよいよ動作部分の設定をします。Logic Apps デザイナーの画面になると思うので、一般的なトリガーで開始するから、[繰り返し]を選択します。これが定期的に実行するルールになります。
- 繰り返し処理を行う設定ブロックが表示されます
- 適当に設定内容を決めます。今回は、毎週月曜日の午前9時に実行されるように設定しています。続いて、[新しいステップ]のボタンを押して、実行する処理を決めていきます。
- メール送信を行いたいので、[outlook]を探します。
- [Office 365 Outlook]を選択して、その中から[メールの送信]を選びます。
- メール送信で使用するアカウントが聞かれるので、送信元として使いたいアカウントでサインインします。
- サインインが完了したら、メールの宛先・件名・本文などを入力します。
- 一連の設定が終わったので、保存を押して、完了です!以上で設定は完了!!!
- 次はテストです。実際に動くかどうかを試してみる為に、[実行]ボタンを押します。通常の繰り返し処理ではなく、即時実行するのでテストを行うことができます。
- 正常に実行されると、それぞれに項目でチェックが表示されて、正常に処理されたことが分かります。
- こんなメールが届きます。これが毎週自動で届くので、ちゃんと勉強するように促されます(笑)
まとめ
Logic Apps自体は話のメインではなく、実際に何かを作ってみる中で、サブスクリプション・リソースグループ・場所(リージョン)などがどう設定できるのかとか、「そもそもAzureって何でもできそうだけど、具体的に何できるの?」の理解の第1歩なればと思います。
あとは、実際のリマインダーとしてもこの使い方は便利なので、工夫して使ってもらえればと思います。