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Wio BG770AでWaveshare製1.9インチI2C電子ペーパーモジュールを動かしてみた

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はじめに

Wio BG770Aは、Seeed社が開発したnRF52ベースのセルラー通信モジュールです。以前の記事「低消費電力開発ボードWio BG770Aで試す!Grove E-Inkディスプレイ1.54"」でもe-Paper系ディスプレイを扱ったことがあるのですが、今回はこのWio BG770Aに、Waveshare製の「1.9inch Segment e-Paper Module」というI2C接続のe-Paperモジュールをつないで動かしてみます。

このe-Paperモジュールは91個のセグメントで構成されていて、温度計や湿度計のようなメーター表示を電池なしでも視認できる(e-Paperなので電源を切っても表示が残る)のが特徴です。今回はI2C経由での初期化・部分更新・全体更新(ゴースト対策)まで一通り実装してみたので、その内容と、途中で見えてきた制約についてまとめます。

1.png

使用するデバイス

開発環境はPlatformIO + Arduinoフレームワークです。コードはGitHubリポジトリで公開しているので、良かったら参考にしてください。

Wio BG770Aとe-Paperモジュールの配線

配線はGroveコネクタを使って以下のように接続しました。

  • Grove I2C P1(SCL / D4)→ e-PaperモジュールのSCL
  • Grove I2C P2(SDA / D5)→ e-PaperモジュールのSDA
  • Grove Digital P1(D30)→ e-PaperモジュールのRST
  • Grove Digital P2(D31)→ e-PaperモジュールのBUSY
  • Grove VCC / GND → e-Paperモジュール VCC / GND

3.png

RST/BUSYの信号があるので、Grove1本で接続とはなりませんでした。

4.png

実際に動かしてみた

実際に動かしてみるとこんな感じになりました!
今回はサンプルデータを表示させてみました。

2.png

ソースコードは以下のGithubのリポジトリを参考にしてください。

温湿度センサも繋いでみようと思ったのですが断念!

今回のモジュールは、決められたパターンの中で「電池残量」「通信状態」「計測値」をまとめて表示できるモジュールでした。せっかくなので、ダミーの値ではなく、実際の温湿度センサを使ってみようと手元にあったM5Stack製の環境センサユニット「ENV3」をこのWio BG770Aに接続して、実測の温度・湿度をこのe-Paperに表示しようと思いました。

ところが、ENV3もI2C制御のセンサーで、今回のe-Paperモジュールもすでに同じI2Cバス(Grove I2C)を使っているため、両方を同時に接続しようとするとI2Cポートの取り合いになってしまいます。I2Cハブや拡張ボードを使えば複数デバイスをぶら下げること自体は解決できるはずなのですが、もっと自由に表示をできる電子ペーパーが欲しいと思っていて、すでに元気がなくなっていたので、今回はは温湿度センサの実接続までは踏み込まず、デモ値での表示確認までで一区切りとしています。

まとめ

Wio BG770AとWaveshare製91セグメントe-Paperモジュールを使って、I2C経由での動作確認までを確認しました。91セグメントという構成上、表示の自由度はあまり高くなく、また温湿度センサとのI2Cポート競合もあって、今回はセンサー実測値の表示までは進めませんでしたが、実際に動かせていなかったモジュールを試しに動かしてみることはできました!

参考リンク

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