はじめに
「とりあえずいい感じにやっといて」
「前回みたいな感じで」
「なんかうまくやって」
「あとはよろしく」
客先あるある、つらいですよね😭
ふわふわ指示をそのまま受け取って作業を進めると、
「そういうことじゃなくて」「認識が違う」「やり直して」
という最悪の展開になります。
この記事では、新人エンジニアが認識のズレをゼロにするための確認フレーズを、口頭・チャット(Slack/Teams)に分けてコピペできる形でまとめました。
なぜ確認が大事なのか
ふわふわ指示をそのまま受ける
↓
自分なりの解釈で作業を進める
↓
完成!提出!
↓
「これじゃないんだよね」
↓
手戻り・やり直し・残業・信頼低下😱
確認に使う5分 > やり直しに使う5時間
遠慮して確認しないほうが、結果的に迷惑をかけます。
「確認が多い新人」より「やり直しが多い新人」のほうが評価は下がります。
確認するべき5つのポイント
どんな指示でも、以下の5つを確認すれば認識のズレがほぼなくなります:
① 目的・ゴール → 何のためにやるのか
② 成果物の形式 → 何を、どんな形で渡すのか
③ 範囲・対象 → どこまでやるのか
④ 期限 → いつまでに必要か
⑤ 優先順位 → 何を一番大事にするか
【口頭フレーズ集】その場で確認するとき
🔰 基本の確認フレーズ
「確認させてください。〇〇という理解でよろしいでしょうか?」
「念のため確認させていただきたいのですが、〜ということでしょうか?」
「すみません、〇〇の部分をもう少し詳しく教えていただけますか?」
「認識を合わせさせていただきたいのですが、〜という認識で進めてよいでしょうか?」
📌 目的・ゴールを確認するフレーズ
「この作業の最終的なゴールは〇〇という認識でよろしいでしょうか?」
「今回の対応で一番重要なのは、どのような状態になることでしょうか?」
「完成したとき、どんな状態になっていればOKでしょうか?」
「この作業は〇〇のためにやる、という理解でよろしいですか?」
「アウトプットのイメージを共有していただけますか?」
📌 成果物の形式を確認するフレーズ
「成果物はどのような形でお渡しすればよいでしょうか?
(Excel / Word / スプレッドシート / PDF など)」
「ファイルはどこに置けばよいですか?(フォルダ・共有ドライブなど)」
「分量・ページ数のご指定はありますか?」
「テンプレートやフォーマットはありますか?」
「参考にできる過去の資料はありますか?」
📌 作業範囲を確認するフレーズ
「対象範囲はどこからどこまでですか?」
「〇〇については今回含みますか?それとも対象外でしょうか?」
「〇〇の部分はどなたが担当されますか?私がやるべき範囲はどこでしょうか?」
「今回の修正は△△画面だけですか?それとも関連する他の画面も含みますか?」
「ここまでやるのか、ここは別途相談か、境界を教えていただけますか?」
📌 期限を確認するフレーズ
「いつまでに必要でしょうか?」
「期日はいつですか?」
「〇日の△時までに必要でしょうか?」
「中間報告のタイミングはいつがよいですか?」
「もし途中で問題が発生した場合、早めにご報告する日時の目安を教えていただけますか?」
📌 優先順位・品質レベルを確認するフレーズ
「スピードと品質、どちらを優先しますか?」
「完璧なものより、まず動くものを優先するイメージでよいですか?」
「現時点で一番急ぎで対応が必要なのはどれですか?」
「複数ある場合、どの順番で進めればよいでしょうか?」
「80点でよいのか、100点を目指すのか、どちらのイメージでしょうか?」
📌 「前回と同じで」と言われたとき
「前回の〇〇と同じということですね。
念のため確認なのですが、今回と前回で条件や環境に変更はありますか?」
「前回のどのバージョン・タイミングのものを参考にすればよいですか?」
「前回の資料はどこにありますか?共有いただけますか?」
📌 「いい感じにやっといて」と言われたとき
「ありがとうございます。
"いい感じ"の基準をもう少し教えていただけますか?
例えば、〇〇や〇〇のような観点で見ればよいでしょうか?」
「完成したものをご確認いただくタイミングを教えていただけますか?
途中で方向性を確認しながら進めたいと思っています。」
「まず私の方で案を作って共有しますね。
その段階でフィードバックをいただけますか?」
📌 不明点が多すぎるとき
「いくつか確認したい点があります。5分お時間よろしいでしょうか?」
「今すぐお時間難しければ、チャットで質問してもよいですか?」
「確認事項を整理してメモしました。後ほど共有してもよいでしょうか?」
【チャット・Slackフレーズ集】テキストで確認するとき
🔰 書き出しテンプレート
お疲れさまです。〇〇の件について確認させてください。
---
■ 確認事項
①
②
③
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
📌 作業開始前の確認メッセージ
お疲れさまです。〇〇の作業を進める前に、認識を合わせさせてください。
■ 私の現在の認識
・目的:〇〇のため
・対象範囲:〇〇から〇〇まで
・成果物:〇〇の形式
・期日:〇月〇日まで
上記の認識で相違ないでしょうか?
何かご指摘があればご連絡いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
📌 仕様が不明なときの確認メッセージ
お疲れさまです。〇〇の実装を進めている中で、
仕様について確認させていただきたい点があります。
■ 確認事項
Q1. 〇〇の場合、どのような処理を行えばよいでしょうか?
Q2. 〇〇のエラー時の対応はどうすればよいでしょうか?
Q3. 〇〇は今回の対象範囲に含まれますか?
お手すきのタイミングでご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
📌 期日確認のメッセージ
お疲れさまです。〇〇の件についてご確認させてください。
・納期(提出期日)はいつでしょうか?
・途中で進捗報告するタイミングはありますか?
お手数ですがご確認よろしくお願いいたします。
📌 途中経過を報告しつつ確認するメッセージ
お疲れさまです。〇〇の進捗をご報告いたします。
■ 現在の状況
・〇〇まで完了しました
・現在〇〇を対応中です
■ 確認事項
〇〇の部分で迷っています。
・A案:〇〇のパターン
・B案:〇〇のパターン
どちらの方向性で進めればよいでしょうか?
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
📌 認識のズレが発覚したときのメッセージ
お疲れさまです。〇〇の件でご確認させてください。
先ほどの共有内容を確認したところ、私の認識と異なる部分があったかもしれません。
・私の認識:〇〇
・実際の要件:〇〇(と理解しましたが合っていますか?)
認識の齟齬があれば早めに修正したいと思っています。
ご確認いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
📌 回答が来ないときの催促メッセージ
お疲れさまです。先日ご質問した〇〇の件ですが、
ご確認いただけましたでしょうか?
作業を進めるにあたり確認が必要なため、
もし可能であれば本日中にご回答いただけますと大変助かります。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
確認のときに気をつけること
✅ やると良いこと
・一度に複数の質問をまとめて聞く(何度も聞かない)
・「〇〇という認識ですが合っていますか?」と自分の解釈を先に述べる
・選択肢を出して「A・Bどちらですか?」と聞く
・確認した内容はテキストで残す(議事録・Slackに記録)
❌ やらないほうがいいこと
・「わかりました」と言ってわかっていないまま進める
・曖昧なまま作業して、できてから「ちがう」と言われる
・細かいことを1つずつバラバラに聞く
・「どうすればいいですか?」と丸投げで聞く(自分の案を持って聞く)
確認のゴールデンルール
「確認は迷惑」ではなく「確認は仕事のうち」
確認することを遠慮していませんか?
新人のうちは特に、わからないことを確認する勇気がとても大切です。
「こんなこと聞いていいのかな」と思ったときこそ聞いてください。
聞かなかったせいで方向性が違ったものを作るほうが、はるかに迷惑です。
まとめ:確認するべき5つのポイント(再掲)
| 確認ポイント | 確認する内容 |
|---|---|
| ① 目的・ゴール | 何のためにやるのか、完成形はどんな状態か |
| ② 成果物の形式 | 何を、どんな形で、どこに渡すか |
| ③ 範囲・対象 | どこからどこまでが自分の担当か |
| ④ 期限 | いつまでに、中間報告はいつか |
| ⑤ 優先順位 | 複数あるときの順番、品質とスピードのバランス |
おわりに
「確認が多い」と思われるのが怖くて、ふわふわ指示をそのまま受けてしまう新人エンジニアはとても多いです。
でも、経験豊富なエンジニアほど確認を怠りません。
「認識合わせ」は仕事のクオリティを守るための大事なスキルです。
このフレーズ集を手元に置いて、ぜひ積極的に活用してみてください💪
「こんな場面のフレーズも欲しい!」はコメントでどうぞ🌸
この記事はIT現場・客先常駐の新人エンジニア向けに作成しました。