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AIに「段階的な質問」をすることで仕様調査をちょっと良くした話

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はじめに

仕様調査でAIを使っていますか? 私は最近、AIへの質問の仕方を変えただけで調査速度が3倍になった経験をしたので共有します。

従来の問題点

「この機能はできますか?」とAIに聞いても、「はい、できます」で終わってしまい、結局公式ドキュメントを読み直すことに。AIを使う意味がありませんでした。

段階的質問フレームワーク

以下の順序で質問すると、AIから構造化された回答が得られます:

  1. 結論: 「{{機能}}はできるのか?」
  2. 理由: 「なぜできない/できるのか?」
  3. 代替案: 「では{{要件}}はどう満たす?」
  4. 具体例: 「{{ユースケース}}の場合は?」
  5. 公式確認: 「公式ドキュメントではどうか?」

この順序で聞くことで、AIは「結論→理由→代替案→具体例」という思考の流れを提示してくれます。

重要な検証ステップ

AI回答は仮説に過ぎません。 必ず公式ドキュメントで事実確認してください。私は以下のフローを徹底しています:

  1. AIで仮説生成(5分)
  2. 公式で事実確認(10分)
  3. 実際に再現(5分)
  4. 課題表に記録(3分)

これで20分程度で1つの仕様を確実に理解できます。

実務での活用例

ある機能が要件を満たせないと分かった時:

  • AI: 「代替手段として{{方法A}}と{{方法B}}があります」
  • 私: 公式で{{方法A}}を確認 → 制約が多い
  • 私: 公式で{{方法B}}を確認 → これなら要件を満たせる
  • 私: 実際に再現して手順を記録

AIが選択肢を提示し、人間が公式情報で検証・判断する役割分担が効果的でした。

チーム共有のコツ

調査結果は以下の形式で共有しています:

  • 結論: できる/できない
  • AI回答: こう言っていた
  • 公式確認: 実際はこうだった
  • 再現手順: 誰でも再現可能な手順

「上記で再現可能です」と言える粒度まで落とし込むと、チームの信頼を得られます。

学んだこと

AIは「問いの構造を作るツール」として優秀です。しかし事実確認は人間の責任。この役割分担を理解すれば、AIは最強の調査パートナーになります。

まとめ

  • AIへは段階的に質問する(結論→理由→代替案→具体例→公式)
  • AI回答は必ず公式ドキュメントで検証する
  • 再現手順まで記録してチーム共有する

この3つを徹底するだけで、仕様調査の質とスピードが劇的に向上します。ぜひお試しください!


AI活用による仕様調査手順書

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目標: AIと公式情報を組み合わせて、正確かつ迅速に仕様を理解する

手順

Step1: AIへの構造化質問

「{{機能名}}はできるのか?」「なぜできない/できるのか?」「では{{要件}}はどう満たす?」「{{具体的ケース}}の場合は?」と段階的に質問
💡 結論→理由→代替案→具体例の順で聞くと全体像が見える

Step2: 公式ドキュメント確認

AI回答で得たキーワードを使って公式ドキュメントを検索し、事実と乖離がないか確認
💡 特にバージョン情報や制約事項は公式を優先する

Step3: 再現手順の記録

「上記で再現可能です」と言える具体的な手順を課題表に記載
💡 他の人が同じ結果を得られる粒度で書く

Step4: チーム共有と優先順位決定

残タスクを整理し、「今優先順位的には{{タスク}}」と明示。必要なら作戦会議を設定
💡 時間制約を先に伝えると協力を得やすい

Step5: 責任の明確化

自分のミスは「理解不足で私のミスなので請け負います」と明言
💡 素直さがチームの信頼を生む

チェックリスト

  • AI回答を公式ドキュメントで検証したか
  • 再現手順は第三者が実行可能な粒度か
  • 優先順位は関係者と合意したか
  • 自分の責任範囲を明確にしたか
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