はじめに
テスト仕様書を初めて書くとき、こんな悩みありませんか?
- 「大項目・中項目・小項目って何が違うの?」
- 「どこまで細かく書けばいいの?」
- 「なんとなく書いてるけど合ってる自信がない…」
この記事では、階層構造の考え方と実際の書き方のコツを、具体例つきで解説します!
1. 大項目・中項目・小項目の関係をイメージしよう
ラーメン店で例えると…
「うさうさラーメン店」で例えます
大項目 = 「メニューのカテゴリ」(ラーメン・サイドメニュー・ドリンク)
中項目 = 「具体的なメニュー名」(醤油ラーメン・塩ラーメン)
小項目 = 「注文の細かい確認事項」(麺の硬さ・トッピング追加)
テストも同じ!「何をテストするか」の粒度を段階的に分解していくイメージです。
2. 各項目の定義
| 項目 | 役割 | 粒度 | 例 |
|---|---|---|---|
| 大項目 | テスト対象の機能グループ | 大きく | ログイン機能 |
| 中項目 | 大項目内の具体的な機能・画面 | 中くらい | 正常系ログイン / 異常系ログイン |
| 小項目 | 実際のテストケース | 細かく | 正しいID+PWで→ログイン成功するか |
3. 実例:ログイン機能のテスト仕様書
大項目:ログイン機能
中項目:正常系
小項目:正しいメールアドレス+正しいパスワードでログインできること
小項目:ログイン後、マイページへ遷移すること
中項目:異常系(入力値エラー)
小項目:メールアドレスが空欄のとき、エラーメッセージが表示されること
小項目:パスワードが間違っているとき、エラーメッセージが表示されること
小項目:存在しないアカウントでログインしたとき、エラーメッセージが表示されること
中項目:セキュリティ
小項目:5回連続失敗でアカウントロックされること
小項目:パスワードが画面上でマスク表示されること
4. 小項目の「いい書き方」3つのポイント
① 主語+操作+期待結果をセットで書く
❌ 悪い例:ログインボタン
✅ 良い例:正しいID・PWを入力してログインボタンを押したとき、マイページへ遷移すること
② 「〜であること」で終わらせる
テストケースは「確認すること」なので、文末を統一すると読みやすくなります。
✅ 「〜が表示されること」
✅ 「〜へ遷移すること」
✅ 「〜が保存されること」
③ 1小項目=1確認事項
1つの小項目に複数の確認を詰め込まない!
❌ 悪い例:ログインできてマイページへ遷移し、ユーザー名が表示されること
✅ 良い例(3つに分ける):
- ログインできること
- マイページへ遷移すること
- ユーザー名が正しく表示されること
5. Excelでの管理テンプレート
| No | 大項目 | 中項目 | 小項目(テストケース) | 期待結果 | OK/NG | 備考 |
|----|--------|--------|----------------------|----------|-------|------|
| 1 | ログイン | 正常系 | 正しいID+PWでログイン | マイページへ遷移 | | |
| 2 | ログイン | 異常系 | ID空欄でログインボタン押下 | エラーメッセージ表示 | | |
まとめ
- 大項目=機能のグループ
- 中項目=正常系・異常系・境界値などテスト観点で分類
- 小項目=「誰が見ても同じテストができる」レベルまで具体的に
「後で自分が見ても・他の人が見ても、迷わずテストできる」 が良い小項目の基準!
頑張ってくださいー