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【初心者必見】ローカル環境構築 Ruby編【Mac OS】

Last updated at Posted at 2019-01-18

追記 2019/1/24

【初心者必見】ローカル環境構築 Rails編【Mac OS】もアップしました。
この記事の続きとなっておりますので、Railsの環境も構築したい方は是非ご一読ください。

はじめに

これからプログラミングを始めたい初心者にとっての第一の鬼門がローカル環境の構築です。

私は今までAWSのCloud9を使用していましたが、ローカルに移行してからはローカルオンリーで開発しています。

知識ゼロで始めると、何を動かすために何が必要なのかもわからず路頭に迷ってしまいます。

ここでは丁寧になるべく分かり易く解説していきます。

それではいきましょう!

Xcodeのインストール

スクリーンショット 2019-01-18 13.19.20.png
後述のHomebrewを動かすために、XcodeのCommand Line Toolsが必要なのでXcodeをインストールします。

  1. XcodeをApp storeからダウンロード
    ※容量が大きいので時間がある時にダウンロードしましょう。

  2. Xcodeインストール方法
    初回起動時に同意を求めれるのでagree(同意)してMacにログインする時のパスワードを入れてインストール。

  3. Command Line Toolsのインストール方法
    ※Xcodeバージョンが6.1以降であれば自動的にインストールされている。

  4. Command Line Toolsがインストールされているかどうかは「Xcode」のメニューから「Preferences…」を選択し「General」のウィンドウで「Locations」をクリック。
    そして「Locations」のウィンドウに表示されている「Command Line Tools」の横にXcodeのバージョンが表示されていればインストールされている。

Xcodeのダウンロードに時間がかかるだけで、あとは簡単ですね。


Homebrewのインストール

homebrew.png

  • パッケージ管理システム

プログラミングをする上で必要となってくるパッケージをインストールしたりアンインストールしたり出来るシステム
これがないと始まらない。プログラミング言語の環境構築などでは必須になってきます。

  1. Homebrew公式サイトへジャンプ

  2. 「インストール」下にある文をそのままターミナルにコピペしてエンター

スクリーンショット 2019-01-18 13.39.55.png

インストールが終わるまで待ちます。

ターミナル
Press RETURN to continue or any other key to abort

上記が表示されたらエンターを押し「Password」(Macにログインする時のパスワード)を入力

※文字を入力しても画面が反応しないですが、実際は入力されています。

3回入力ミスするとインストールが中止されるので、2からやり直しです。

インストールが完了したら、正常にインストールされているか確認します。

ターミナル
brew doctor
#上記を入力
Your system is ready to brew.
#上記が表示されたらOK。

これでHomebrewのインストールは完了です。


rbenvのインストール

  • Rubyのバージョンを管理するためのツール

Rubyはオープンソースなので、更新がめまぐるしいです。
そのため、複数のバージョンを切り替えるためのrbenvやRVM等のパッケージ管理ツールによってRubyをインストール・管理するのが一般的となっています。

  1. rbenvがインストールされているか確認します。インストールされていたらアップデートします。
ターミナル
rbenv -v
#上記を入力し、rbenvがインストールされているか確認
brew upgrade rbenv
#インストールされていたら上記を入力し、アップデートします。

インストールされていなければ、先程インストールしたHomebrewを使ってインストールします。

ターミナル
brew install rbenv ruby-build
#上記を入力してrbenvをインストール

「ruby-build」は、UNIX系のシステム上で異なるバージョンのRubyをコンパイルしインストールするための、 rbenv installコマンドを提供するrbenvのプラグイン。
上記コマンドでrbenvと一緒にインストールします。

インストールが終わったら、rbenvがインストールされているか確認します

ターミナル
rbenv -v
#上記を入力してインストールされているか確認
rbenv 1.1.1
#上記のような表示がされていればOK

続いてbash_profileの設定を行います。

※PCログイン時に一度だけ読みこまれるログインシェル「.bash_profile」の設定
端的に言うと、rbenvのコマンドを使えるようにするために必要です。

ターミナル
echo 'export PATH="~/.rbenv/shims:/usr/local/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile

source ~/.bash_profile

#上記を一行ずつコピペしてエンターを押して下さい


readlineも必要があればインストールしておきましょう。

※ターミナル上でrubyのコマンドを打つことの出来るirbで日本語を使えるようにします。
変数に日本語の文字列を入れてputsすると文字化けするのを防ぎます。

ターミナル
brew install readline
#上記を入力してインストール

以上でrbenvのインストール、設定は終了です。

いよいよ次でラストです!


Rubyのインストール

Rubyをインストールする前に、現在の安定版のバージョンをRuby公式サイトで確認します。


ターミナル
rbenv install 2.5.3
#Rubyのインストール
#ここでは例としてバージョン2.5.3をインストール

rbenv global 2.5.3
#インストール後に環境全体に有効なバージョンを指定
#先ほどインストールしたRubyのバージョンを指定しておきます

rbenv rehash
#更新を適用します

ruby -v 
#Rubyのバージョン確認をしてインストールされているか確認します


以上です。お疲れ様でした!

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