.NET以降のVisual Studio
個人的にVisual Studioのコードエディタは数あるIDEの中でも傑出した性能を誇っていると思っています。
現在のVSは2019ですが、私は2005から使い続けており、機能が洗練され続けているものの操作感は当時から優れており、それ程変わっていません。
Visual Studio Codeというエディターがあり、こちらも大変優れたエディターではありますが
名前こそ似ているものの出自は異なり、使い勝手もVSとは似て非なるものです。
__Visual Studioからコードエディタだけ取り出したようなエディタ__がもし存在すれば私は一生使い続けると思います。
特殊な操作
矩形選択
Alt+Shift+カーソルキー
VSはこれが使い勝手がいい。特にバックスペースやDeleteを押した時の挙動が自然。
キャレットを移動するだけですぐにモードが解除されるのも楽。
Eclipseはモードを戻す操作が必要で、ショートカットキーも覚えにくい&押しにくい(Ctrl+Shift+A)。
某サクラエディタは文字を削除するのと挿入するのが一度にできない。
VS Codeは独特で、キャレットを移動してもモードが維持される。
Endキーを押すと全ての行の終端に移動したりするのはシーンによっては使いやすいが、それ以外の用途はあまり思い浮かばない。
行移動 (現在の行を別の行へ移動)
Alt+カーソルキー上下
行コピー (現在の行を複製)
Ctrl+D
("Duplicate"と覚える)
小文字に変換
範囲を選択してCtrl+U
大文字に変換
範囲を選択してCtrl+Shift+U
ショートカットキー
名前の変更
Ctrl+[R→R]
(Refactor→Rename)
又はF2
全体フォーマット
Ctrl+[K→D]
部分フォーマット
Ctrl+[K→F]
C# 2005のスキームを有効にすると(デフォルト?)、Ctrl+[E→D]
/Ctrl+[E→F]
でも受け付ける。
定義へ移動
F12
定義をここに表示
Alt+F12
超便利。
すべての参照を検索
Shift+F12
ファイル内検索・置換 (grep)
Ctrl+Shift+F
/Ctrl+Shift+H
(検索/置換(Ctrl+F/Ctrl+H)にShiftを追加したものと覚える)
Visual StudioとNotepad++
私はNotepad++を愛用しています。
viみたいに暗記が必要な操作がほとんどなく直感的に使えるため、少ない脳みその空き領域を消費しません。
(Notepad++の操作方法を調べた事はほとんどありません。逆に言うとプラグインとかあまり活用していない)
そして、デフォルトの操作がVSとほぼ同じ。矩形選択・行コピー・ファイル内検索・指定行へ移動等はそのまま(行移動は設定で変更可)です。
VS Codeよりこちらの方がVSの操作感に近いので気に入っています。
Default Styleは等幅フォントにしてコードハイライトもフォントサイズを変えないのが見やすくてお勧めです。