はじめに
20卒エンジニアとして入社して4年になります。
今では大抵の専門・ビジネス用語や略語は頭に入っていますが、入社したばかりの頃は会議中に慣れない言葉が飛び交い、その意味を調べている間に会話から置いていかれるというシチュエーションが何度かありました。
今回は、個人的に頻出度が高く、「あらかじめ知っておけばよかった!」と思った専門・ビジネス用語をピックアップしてご紹介します。
カタカナ語系
用語 | 意味 |
---|---|
オンスケ (on schedule) |
予定通り |
リスケ (reschedule) |
アポイントメントや会議などの日程変更、調整、納期の延長 |
バッファ (buffer) |
余裕、緩衝 |
アジェンダ (agenda) |
予定表、会議の議題として予定している内容をまとめたもの |
レジュメ (resume) |
会議の内容などをまとめたもの |
サマリー (summary) |
会議の内容などをまとめたもの |
アサイン (assign) |
任命する、割り当てる |
フィックス (fix) |
確定する、決定する |
シームレス (seamless) |
縫い目のない、垣根のない |
インシデント (incident) |
出来事・事件 |
ローンチ (launch) |
発売する、公開する、開始する |
エビデンス (evidence) |
根拠、証拠 |
コミット (commit) |
責任を持って取り組む、約束する |
クリティカル (critical) |
重大な、致命的な |
リソース (resource) |
資源、時間、情報、人材 |
ブラッシュアップ (brush up) |
磨き上げる、完成度を高める |
シナジー (synergy) |
相乗効果 |
ステークホルダー (stake holder) |
利害関係者 |
コラム:アジェンダ・レジュメ・サマリーの違い
用語 | 作成・配布タイミング | 目的 |
---|---|---|
アジェンダ (agenda) |
会議前 | 時間配分の把握、会議そのものの進行の円滑化 |
レジュメ (resume) |
会議前 | 議題の把握、会議中のやり取りの円滑化 |
サマリー (summary) |
会議後 | 会議内容の把握、短時間での共有 |
頭字語系
用語 | 意味 |
---|---|
ASAP (as soon as possible) |
できるだけ早く |
MTG (meeting) |
ミーティング、会議 |
OJT (on the job training) |
職業訓練 |
FAQ (frequently asked questions) |
よくある質問 |
B2B (business to business) |
企業間の取引 |
B2C (business to customer) |
企業と一般消費者(顧客)の取引 |
C2C (consumer to consumer) |
一般消費者間の取引 |
SES (system engineering service) |
システム開発や保守・運用などの業務に対してエンジニアを提供するサービス、客先常駐 |
SIer (system integrator) |
システム開発や保守・運用などの業務を請け負う企業 |
ほかにも
用語 | 意味 |
---|---|
決め打ち | 結論や展開、予定を事前に決めておき、それに基づいて実行すること |
空中戦 | 互いの意見を文字に起こすことなく、口頭のみで議論すること |
座組み | プロジェクトや組織に関わる人など、ビジネス構造全般を表す |
ペライチ | 1ページのみのWebページや資料のこと |
銀の弾丸 | 問題を一撃で解決できる万能な解決方法 |
交通整理 | 煩雑になった業務内容などの情報を整理すること |
カニバる | 「共食い」を意味する「カニバリゼーション(cannibalization)」を由来とするビジネススラング。自社競合を起こす |
さいごに
個人的に頻出度が高いと思う専門・ビジネス用語をピックアップしましたが、会社それぞれの慣習・文化によって頻出度は大きく変わり、さらには社内でしか聞かないような用語を使用するパターンも多くあります。
そういった用語をキャッチアップすることで、より早く会議での円滑なコミュニケーションが取れるようになると思います!