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RECOROKUを使ったナレッジ管理や情報共有のユースケースを投稿しよう!

【チームコラボレーション改善必見】RECOROKUの活用アイデア集おすすめ10選

Last updated at Posted at 2023-07-20

はじめに

こんにちは!Relicの北川です!
突然ですが皆さんは、会議やミーティングでお困りはありませんか?
Qiita Engineer Festa 2023 がきっかけで試してみた RECOROKU というサービスがすごく良かったので、その使用感とどんなことに使えそうか、をアイデア集としてまとめてみました!
こんな使い方もできそう!と、チームコラボレーションのためのアイデアになれれば嬉しいです!

RECOROKU とは?

早速ですが、RECOROKU について記載します。
公式に説明されているテキストは以下のとおりです。(一部抜粋です)

RECOROKU とは?

RECOROKUはMTGの録画と文字起こし、それらをもとにした映像シーンの検索機能を備えた新しいナレッジベース体験を提供するサービスです。

特徴1. ミーティングの録画

PC画面録画機能で、「自分が主催でない(録画権限のない)ミーティングでも」「どんなオンラインミーティング ツールでも」、RECOROKUから直接Web会議を録画できます。

特徴2. 文字起こし

会議中の発言を全て文字起こしして、会話を確認できるだけでなく、映像のインデックスとしても活用できます。

特徴3. フリーワードでシーン検索

文字起こしした会話をフリーワード検索して、その会話のシーンを映像ですぐに確認できます。

私は、録画したミーティングを文字起こしして、フリーワード検索など映像のインデックスとして使える、という解釈をしています。

使ってみた感想

実際に使ってみましたので、感想を記載したいと思います。
今回試したのは Google Meet の会議動画なので、Zoom と Teams のように RECOROKU でサポートされている機能は使っていません。

文字起こしの精度が高い

シンプルに文字起こしの精度が想像よりも良かったです。

発言ごとのリンクが作られる

また、発言ごとにリンクが作られるので、会議の後に Slack で「この発言のことなんですが、…」と、リンクとともに共有するだけで動画内の対象発言の部分から再生できるのが、すごく便利でした!
通常、動画を共有された場合「8分33秒あたりの、…」といった共有の仕方が多いと思いますが、リンクで済むので共有する側も楽ですし、共有される側もリンクを開くだけなのが良かったです。

検索は Slack 感覚

今回は対象の会議や動画少なかったのであまり恩恵を受けませんでしたが、フリーワード検索も動画が揃ってくると便利になりそうです。
Slack でも以前の発言を検索するときに「このチャンネルの、誰々の発言で、…」と検索できますが、RECOROKU でも同じように「このチャンネルの、誰々の発言で、…」と検索できるので、Slack と同じような感覚で検索できると思います。

どんなことに使えそうか

サービスの概要はわかった、使い心地も理解した、じゃあどんなふうに使えばいいの?というのが、この記事の目玉になります。
私が思いついたものなので、そのままのやり方で使っていただいても良いですし、アイデアから気付きを得てアレンジしてみるのも面白いですよね!
では早速みていきましょう!

1. ユーザーインタビュー

真っ先に思い浮かぶのがこれでした!
テキストでは伝わらないユーザーの些細なニュアンスを動画共有できますし、「この発言の部分を解消したいので議論しましょう」とリンクを貼れますし、ユーザーインタビュー後その動画を見ることを会議にして RECOROKU に残していたメモを拾って議論する、というのもありだと思います。

2. ステークホルダーとのMTG

あらゆる会議は RECOROKU にしてもいいかもしれませんが、ステークホルダーとのMTGが特に重要なように思います。
議事録担当者は会議に集中することができるようになりますし、発言のエビデンスにもなります。
会議後の Slack でも不明点や深掘りしたい点を、発言のリンクとともに投稿することに使えそうです。

3. 勉強会

社内勉強会でも社外勉強会でも使えそうです。
社内勉強会の場合、参加できなかったときは資料共有のみだと思いますが、動画だと細かいニュアンスや発表者の画面操作が見れるのが良いですよね。
社外勉強会でも同じことが言えますが、さらに自分が登壇した勉強会だった場合は、振り返りとしても使えそうです。
「もっとこう伝え方が良かった」など自分のみで振り返ってもいいですし、上長からのフィードバックをもらっても良いと思います。

4. チームで動画作成している

業務ではあまりないシチュエーションかもしれませんが、Aさんが作った動画を RECOROKU にアップして、Bさんが評価コメントする。その際に RECOROKU のメモ機能や、Slack で「この部分のテロップですが、…」とリンクを貼ってフィードバックすることもできそうです。
YouTube クリエイターの方も増えてきたので、チームコラボレーションとしても活用できそうです。

5. 結婚式のムービー作成

友人の結婚式向けの動画制作を請け負ったことがある人は、意外と多いのではないでしょうか。
作った動画を友人にフィードバックをもらうためのやりとりとしても活用できそうな気がします。

6. ゲーム動画、実況動画

個人で YouTuber をしている方でも、自分が発した言葉が的確に文字起こしされるか、を確認するために活用するのも良さそうです。
滑舌が良くなかった部分や、文字起こしされた文字ベースで"読んで"みると、伝わりにくかった、ということも発見できるかもしれません。
別の目線としては、ゲームの上達を目指しているのであれば、自身の振り返りとして、RECOROKU のメモ機能を残しておくのも面白そうです。

7. 社内ゲーム大会の様子

社内でゲーム大会している会社も多くあるのではないでしょうか。
その様子を動画に撮っておいて、「Aさんの大逆転劇はここから!」と、動画インデックスを Slack で共有すると盛り上がりそうですね!

8. 1on1 でのフィードバック

新卒教育などで、1on1 の度に録画しておいたとして、メンティー側は自身の振り返りとして、期初立てていた目標の熱量や想いを期末に動画で振り返ることで成長を感じそうです。
メンター側も 1on1 に不慣れであれば、「もっとこう言えば良かった」という振り返りにもなりそうです。

9. オンライン英会話

1on1 タイプのオンライン英会話授業などのサービスがあると思いますが、勉強し始めと比較すると成長を感じられるのではないでしょうか。
試してみましたが、英語の文字起こしも可能でしたので、「リアルタイムだと先生が何言っていたかわからなかったが、後で理解することができた」ということにもなりそうですし、自身の発音チェックにもなりそうだなと思います。
ちなみに動画録画する場合は、ちゃんと許可は取った方が良いと思いますね。

10. 他社ゲーム録画でナレッジ共有

私が元々ゲーム会社出身ということもあってこんな使い方もご提案します。
ゲームのサービスが終了してしまうと触ることができなくなってしまうので、他社ゲームの録画を見ることが多かったのですが、「ここからガチャ」、「ここから合成」、といったインデックスで使えそうだなぁと思いましたね。

RECOROKU のここが気になる

ここからは RECOROKU の改善点や気になったところを記載したいと思います。
こうなったら嬉しい!こうしたらもっと使いそう!という目線で、記載したいと思います!

自動スクロール

文字起こししたテキストの表示は、動画に合わせて自動スクロールして欲しいですね。
RECOROKU を見ながら振り返り会議をしていると、議論に集中できなくなるので欲しい機能ですね!

文字起こしの精度

かなり精度は高いと思いましたが、もっと良くなるといいなぁという願いを込めて、です!
リアルタイム文字起こしとかもできたらすごく嬉しいですが。。
VoicePing というサービスがリアルタイム文字起こしをしていて感動したのもを覚えています。

誰の発言か

今回試したのが、Google Meet なので、もしかしたら、Zoom や Teams だと見れているのかもしれませんが、誰の発言かがわかるようにして欲しいですね。
声色とか発言時の、発言しているよ表示(発言者の枠が色付きになるなど)、などから学習して誰の発言かわかるようにするとかもできそうなのかなと思いましたね。

動画アップロードから文字起こしまでの時間が長い

動画の長さなどにもよると思いますし、これは仕方ないところもありますが、短くはないので「さっきの件ですが、…」でリンクを貼りたいのにできないのがもどかしかったりします。

プロダクト開発に組み込むAPIの提供

文字起こしと、発言に対してリンクが作られることと、検索ができること、これらの機能をAPIとして抽出、提供して外部プロダクトに組み込むことができるようになると、どんなプロダクトが生まれるだろうと、ワクワクしますよね。

共通規格の作成

やや壮大な話ではありますが、mp4 などの規格は決まっているように、文字起こしされたテキスト情報と、リンク情報、検索機能などを備えた新しい動画規格を作ってみるのもアリなのかなと思いましたね。
例えば、その新しい動画規格のファイルを含むフォルダ全体で、テキスト検索すると動画内のテキスト情報もヒットしてくれたり、その際に「ここから再生」のようなボタンが出てきて、この規格がサポートされた動画プレイヤーで再生できるとか、どうでしょうかね〜?

まとめ

RECOROKU は、チームや個人に合った使い方ができる柔軟な素晴らしいサービスだと思います。
私が思いついたもの以外にも、アイデアの足しにしたりアレンジを加えて活用することができるので、いろんな使い方を考えてみるのはいかがでしょうか?
皆さんの参考になれれば嬉しいです!

それでは次の投稿でまたお会いしましょう!

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