JavaScriptを勉強していたときは、classという言葉をよく見かけました。ゲームなら、プレイヤーのHPやお金をまとめるものとして考えると分かりやすい、と聞いたこともあります。
ところがVueを触り始めると、よく出てくるのはref、関数、v-if、v-forです。classを使う場面があまり出てこないことに気が付いたので、「Vueでは何を使って画面を作っているのか」を自分なりに整理してみます。
フロント側の画面を作れるようになりたいので、まずは「ボタンを押すと何が変わり、画面がどう変わるのか」を追えるようになりたいです。
まだ途中段階なので、勘違いなどあれば教えていただけるとうれしいです。
今日やったこと
Vueでは、classよりも「変わる値」と「画面表示」のつながりを意識する場面が多いと感じました。
ゲームの画面でHPを表示したいとします。HPが減ったら、画面のHPも変わってほしいです。
Vueでは、こういう「変わる値」をrefで持てます。Vueは状態の変化を追いかけ、変化があれば画面の表示を更新します。 Vue.js公式ドキュメント も少しずつ見返しています。 ja.vuejs
![]() |
「ゲームでいうと、HPの数字が変わったら、ステータス画面の表示もちゃんと書き換えてくれる感じだね。」 |
次のコードでは、「10ダメージを受ける」ボタンを押すと、HPが30から20へ変わります。
<script setup>
import { ref } from 'vue'
// 画面に表示するHPを、Vueが追いかけられる形で用意する
const hp = ref(30)
function takeDamage() {
// refの中の値を変えるときは、JavaScript側では.valueを付ける
hp.value -= 10
}
</script>
<template>
<section>
<!-- テンプレートでは.valueを書かず、そのままhpを表示できる -->
<p>HP: {{ hp }}</p>
<!-- ボタンを押すと、HPを減らす関数が動く -->
<button @click="takeDamage">
10ダメージを受ける
</button>
</section>
</template>
この例では、classを書かなくても「HPを覚える」「ボタンを押したらHPを変える」「画面の数字を変える」ができます。
つまずいたところ
refがあれば、ゲームのルールも全部自動で守ってくれるのかと思いました。
たとえば、回復薬を使うとき、HPが最大HPを超えてはいけません。HPが20、最大HPが30のときに、20回復してもHPは40ではなく30になってほしいです。
![]() |
「`ref`はHPを画面に見せてくれる仕組み。HPをどこまで回復できるかは、自分で決める必要があるんだね。」 |
refは、値が変わったときに画面を変えるためのものです。「最大HPを超えない」というルールは、関数の中に書きます。
<script setup>
import { ref } from 'vue'
// 今のHPと、HPの上限をそれぞれ用意する
const hp = ref(20)
const maxHp = ref(30)
function heal() {
// Math.minは、小さいほうの数字を選ぶ
// 20 + 20 は40だが、最大HPの30を超えないようにする
hp.value = Math.min(hp.value + 20, maxHp.value)
}
</script>
<template>
<section>
<p>HP: {{ hp }} / {{ maxHp }}</p>
<!-- ボタンを押すと、最大HPを超えない回復が行われる -->
<button @click="heal">
回復薬を使う
</button>
</section>
</template>
この書き方なら、classを使わなくても「回復した後のHPは最大30」というルールを書けます。
今の理解(メモ)
今の自分の頭の中では、Vueは「ゲームの画面を更新する係」、関数は「ゲーム内で何をするかを書く係」に近いです。
-
refは、HPや所持金のように、画面で変わる値を覚えるためのもの - 関数は、ダメージを受ける、回復薬を使う、アイテムを買うなどの処理を書くもの
-
v-ifは、条件によって表示を変えるもの -
v-forは、データの数に合わせて同じ形を並べるもの -
computedは、HPの割合のように、別の値から計算して作るもの -
classは、たくさんの値やルールをまとめるJavaScriptの書き方のひとつ
たとえば、HPが0になったら「ゲームオーバー」と表示したいとします。v-ifを使うと、HPが0のときだけ文章を表示できます。v-ifは、条件が正しいときだけ画面に表示するための書き方です。 ja.vuejs
<template>
<section>
<!-- hpが0のときだけ、この文章を画面に出す -->
<p v-if="hp === 0">
ゲームオーバー
</p>
</section>
</template>
ゲームの持ち物一覧のように、データの数に合わせて表示を増やしたいときはv-forを使えます。画像解析結果や写真のカード一覧も、同じような形で並べられそうです。Vueでは、配列をもとに一覧を表示するときにv-forを使います。 ja.vuejs
![]() |
「持ち物の数だけ一覧に並ぶ仕組みは、画像や解析結果のカードを並べるときにも使えそう。」 |
今は、Vueコンポーネントをclassで書くよりも、<script setup>の中でrefと関数を使う書き方から覚えていこうと思います。
次にやりたいこと
まずはclassを使わず、Vueで画面が変わる流れを小さく試したいです。
- HPを
refで持ち、ダメージと回復のボタンを作る。クリックすると数字がどう変わるか確かめたい - HPが0になったら「ゲームオーバー」と表示する。
v-ifで表示が切り替わる流れを見たい - HPが最大値なら、回復ボタンを押せなくする。
:disabledでボタンが変わることを試したい - アイテム名を配列で用意し、
v-forで一覧に並べる。持ち物一覧のような画面を作ってみたい - 同じ考え方で、画像解析結果や写真をカード一覧として並べる。ゲームの例から実際に作りたい画面へつなげたい
今日の整理
Vueでは、画面に表示する値と、値を変える処理を近くに書けるように感じました。
| 言葉 | 今の理解 | ゲームでの例 | 画面で起きること |
|---|---|---|---|
ref |
変わる値を覚える | HP、所持金 | 数字が変わると表示も変わる |
| 関数 | 値を変える処理を書く | ダメージ、回復 | ボタンを押すとHPが変わる |
v-if |
条件で表示を出し分ける | HPが0ならゲームオーバー | 文章や画面部品が出たり消えたりする |
v-for |
データの数だけ表示を繰り返す | 持ち物一覧 | アイテムやカードが並ぶ |
computed |
値から別の値を計算する | HPの割合 | ゲージやメッセージを変えられる |
class |
値とルールをまとめる書き方 | HP・お金・経験値の管理 | 今は無理に使わなくてよさそう |
おわりに
Vueでclassがあまり出てこないことが気になっていましたが、Vueではまず「画面に何を表示するか」「ボタンを押したら何が変わるか」を考える場面が多いのだと少し分かってきました。
今は、refと関数で小さなゲーム画面のようなものを作り、値が変わると画面も変わる流れを追っていきたいです。そのあとで、画像解析結果を見やすく並べる画面や、写真を検索できる一覧画面にもつなげてみたいと思います。
学習中の内容なので、勘違いや理解不足もあると思います。もし気になる点があれば教えてもらえるとうれしいです。
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