0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【初心者向け雑記】SaaSの発展とSaaS/PaaS/IaaSの概念まとめ

Posted at

#■はじめに
##ワークスタイルの変化
新型コロナ対策としてテレワークやペーパーレス化の需要が増加したことで、
場所を選ばず業務を行えるようなワークスタイルが求められている。
このニーズに応えるため近年のIT業界で台頭してきたのが、SaaS型のサービスである。

#■SaaSとは
##「サービスとしてのソフトウェア」
クラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネットを経由して利用できるサービスのこと。
ベンダーがサービスを稼働・運営、ユーザーはクラウド経由でそれらを利用し、
データ量等に応じて月額料金を支払う取引形態で成り立っている。

例えば、メジャーなものでは以下がある。
(見覚えのあるサービスが多いが、全てSaaSの仲間)
・ビジネスチャット
  - Slack、Chatworks、LINEWORKS
・Web会議
  - Zoom、Webex Meetings、Microsoft Teams
・会計管理/名刺管理など
  - freee(クラウド会計ソフト)、Sansan(クラウド名刺管理サービス)

##関連ワード

PaaS(Platform as a Service)
  - ソフトウェアの構築・稼働に必要なプラットフォームをサービスとして提供すること。
   Amazon Web Services(AWS)、Google App Engineなど。
IaaS(Infrastructure as a Service)
  - システムの稼働に必要な基盤をサービスとして提供すること。
   Amazon EC2、IBM Cloudなど。

#■SaaS導入のメリット/デメリット
##メリット
・導入スピードの早さ。環境構築が不要で、アカウント登録さえ行えばすぐにサービスを利用できる。
・システム管理/運用の負担軽減。これらはサービス提供側が行うため、ユーザ側が人員を割く必要がなくなる。
・イニシャルコストの節約。自前でサーバやソフトウェアを用意する必要がなく、初期費用を抑えられる。
 また、SaaSは主に従量課金制を採用している為、データ利用量に応じた適切な費用で運用することが出来る。

##デメリット
・カスタマイズ性が低い。自社開発の製品と比較して、痒いところに手が届かない可能性がある。
・不正アクセスのリスク。インターネットから手軽にアクセスしてサービスを利用できるため、徹底したセキュリティ対策が必要。

#■余談
基本情報技術者試験でも出題されがち。

#■参考文献

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?