「アクションバー」「ツールバー」「アプリバー」
それぞれの定義の違いについて小学生でも理解できるくらい丁寧に解説して頂けますか?
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「アクションバー」「ツールバー」「アプリバー」とは、Androidというスマートフォンのシステムで使われるものです。
Androidでは、画面に表示されるものを「アクティビティ」という大きな部品に分けて管理しています。
例えば、電卓のアプリであれば、数字や記号を入力する部分と、計算結果を表示する部分とがそれぞれ「アクティビティ」になります。
これらの「アクティビティ」の上には、アプリの名前やメニューなどを表示するための帯状の部分があります。
これを「アプリバー」と呼びます。
「アプリバー」は、以前はAndroidで「アクションバー」と呼ばれていましたが、デザインが変わって「ツールバー」と呼ばれるようになりました。
「アクションバー」と「ツールバー」は、似ているようで違うものです。その違いは以下の通りです。
「アクションバー」は、Androidのシステムが用意してくれるもので、アプリの中で使える機能や情報を表示するためのものです。
例えば、戻るボタンや検索ボタンなどがあります。「アクションバー」は、Androidのバージョンによって見た目や動きが変わることがあります。
「アクションバー」は、getActionBar()という呪文を唱えると、手に入れることができます。
「ツールバー」は、アプリの開発者が自分で作るもので、アプリの特徴や目的に合わせてカスタマイズできるものです。
例えば、アプリのロゴや色などを変えたり、ボタンやテキストなどを自由に配置したりできます。
「ツールバー」は、Androidのバージョンに関係なく、同じ見た目や動きにすることができます。
「ツールバー」は、Toolbarという名前の部品を作って、setSupportActionBar()という呪文を唱えると、手に入れることができます。
このように、「アクションバー」と「ツールバー」は、似ているようで違うものです。
しかし、どちらも「アプリバー」と呼ばれることがあります。
これは、どちらもアプリの画面の上に表示される帯状の部分であるという共通点があるからです。
また、「アクションバー」と「ツールバー」は、互換性のために併用することもできます。
これは、古いバージョンのAndroidでも「ツールバー」を使えるようにするためのものです。
この記事は、Androidの公式サイトで、「アプリバー」の設定や使い方を説明しています。
【まとめ】
先輩エンジニアから『拡張性』の観点から「ActionBar」よりも「ToolBar」の方が望ましいと教えられましたが、似たような意見を述べている記事を見つけたので以下に添付しておきます。
AndroidのToolBar(新しいActionBar)メモ
カスタムビュー:ToolBar(ActionBar)を自作しよう!
また、以下の記事は有益だなと思いました。
【Android Studio】Toolbarを使って柔軟なアプリバーを作る