はじめに
WEBサイト制作やページ制作において、アニメーションを使用する機会が多くなってきました。
(自社のサービスでもあらゆるページで使用しています!)
使用する意味や、どこに(どのように)設定するのが良いのか、改めて記事にまとめることにしました。
WEBサイトのアニメーションって?
WEBサイトのアニメーションには、どのようなものがあるのでしょう。
大きく分けると以下が挙げられます
※以下は一例です。
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ページを「訪れたとき」のアニメーション
例:画像やイラストなどが最初から動いている。 -
ページを「読み進めたとき」のアニメーション
例:ページをスクロールすると、ふわっと内容が表示される。 -
ページを訪れた人が、「何か行動を起こしたとき」のアニメーション
例:ボタンをクリックしようとする(オンマウス)とボタンの色が変わる、ハンバーガーメニューをタップするとメニューが開く。
このように、普段意識をしていなくてもいろいろなアニメーションがあることが分かるかと思います。
アニメーションの作成手法
アニメーションの作成方法にもいろいろあります。
例
- Adobe Flash
- GIFアニメーション
- CSSアニメーション
WEBのお仕事を長くされている方は「Adobe Flash」や「GIFアニメーション」を使っていた方も多いかと思います(筆者も以前 Flash を作成していました)。
自社のサービスでは、CSSアニメーションを使うことが多いです。
なぜ「必要」なのか?
実際のところ「必要」ではありません。
アニメーションが無くても、ページとしては成り立つからです。
では、なぜ設定するのでしょうか。
メリット・デメリットについて考えてみました。
WEBアニメーションを設定するメリット・デメリット
メリット
- ページを訪れた方の目を引くことができる。
- 他のWEBサイトやLPと差別化を図ることができる。
- 適切な場所に使うと、売上につなげることができる(はず)。
デメリット
- (使いすぎると)ページ速度が遅くなることもある。
- (使いすぎると)何が重要なのか分からず、ページ全体がうるさくなってしまう。
- 使う箇所を間違えると、ページを訪れた方が離れてしまう可能性も…
どこに設定したらいいの?
それでは、ページ内のどこに設定するのが望ましいのでしょう。
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WEBサイトやLPで「ゴール」となるところ
サイトを訪れた方に、最終的にどういうアクションを起こしてほしいのかを考え、クリック(タップ)してほしいところに設定します。
例えば、以下のような場所が良いでしょう。
商品を販売するLP:購入ボタン(ご購入はこちら)
会員専用のWEBサイト:会員登録を促すボタン(会員登録はこちら)
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メインビジュアル
ページを訪れた方が最初に目にするのが「メインビジュアル」です。
メインビジュアル内に設定することでインパクトを与え、興味を持ってもらうことができます。
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アイコン
コンテンツの補足情報として「アイコン」を載せることもあるかと思います。
アイコンの種類や使用目的によって設定してみると良いでしょう。
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イラストなどの装飾部分
見てほしい文言の近くにイラストを配置し、イラストに対してアニメーションを設定するのも効果的です。
どんなアニメーションを設定したらいいの?
問題はここですよね(筆者も毎回悩んでいます)。
必ずしもこれがいい!というものではありませんがいくつかご紹介します。
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ボタン
ただボタンを配置するよりも 「光らせる」 などのアニメーションを設定することで、目を引くことができます。
See the Pen button by yuki (@ribra17) on CodePen.
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吹き出し
ボタン自体にアニメーションを設定しなくても 「吹き出し」 などの補足となる要素にアニメーションを設定することで目を引くことができます。
See the Pen balloon by yuki (@ribra17) on CodePen.
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イラスト(画像)
某ゲームっぽいページを作成した時に使用したアニメーションです。
ページのイメージによって設定するとよいかと思います。
※今回はテキストを動かしてみました。
See the Pen game by yuki (@ribra17) on CodePen.
参考サイト
以下は、普段参考にさせていただいているアニメーションCSSのサイトです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。WEBアニメーションは「適切な量」を、「適切な場所」に設定しましょう。
参考にしていただければ幸いです。