はじめに
この記事は、株式会社スピードリンクジャパン Advent Calendar 2024 の25日目の記事です。
この記事を開いていただきありがとうございます。
私は今年でエンジニア歴10年目の鈴木と申します(社員にはゆっけと呼ばれています。)
今回は10年働いた経験を元に、自分なりに成長するとはどういうことなのかを書こうと思います。
10年働いていると酸いも甘いも様々な経験をしてきたので振り返る意味でも丁度いい機会だと思いこの記事を書くことにしました。
では私の経歴を説明させていただきます。
入社前
なかなか内定を貰えず入社する2ヶ月前の2月にようやくスピードリンクジャパンの内定をもらうことができました。
すでに内定を貰っていた同級生の縁で、来年度向けの会社説明会をしていたところに参加させていただき、そこで内定辞退があったことを知り、面談させていただけることになりました。
後々社長にその時の話を聞くと、内定基準を満たしていなかったが、その同級生が私のことを強く押してくれていたのでしょうがなく内定をしてくれたそうです。
バーター入社ですね。
入社1年目
C#とjavaを使ったWebアプリケーションの開発案件に参画
面談がなかなかうまくいかず、先輩社員が配属していた案件にOJTでの参画になります。
ただこの現場は9ヶ月で契約が打ち切られてしまい退場することになってしまいます。
コミュニケーション能力が低く、仕事をうまく進めることができずに成果が上げられませんでした。
入社2年目
PHPを使ったWebアプリケーションの開発案件に参画
この現場も先輩社員とセット販売で参画することができました。
なんとこの現場も3ヶ月で契約が打ち切られてしまいます。
自分のスキル不足により現場の社員の信頼を得られることができませんでした。
入社3年目途中
パッケージソフトのテスト案件に参画
開発案件に行きたかったですが、営業から今までの経緯から開発案件に行かせられないと言われ、この案件の参画になりました。
現場で評価をしてもらうことができれば次は開発案件に提案できるという話を信じ、テストケースの作成や実行を徹底的に行い、
今までの開発経験もあったことで、テストの理解度が高く、不具合発見や項目作成で力になることができました。
入社3年目途中~入社6年目
javaを使った大手ファッション系ECサイトの開発案件に参画
前現場での仕事が評価されたことで開発案件に参画することができました。
入社当時からいつかは行きたいと目標にしていた現場でもあり、とても嬉しかったことを覚えています。
ただここでもすぐに契約を打ち切られてしまいそうになりましたが、先輩社員に助けてもらいつつ意地でも辞めるわけにはいかないと必死にしがみつきました。
先輩から言われたコミュニケーションで気にしなければいけないことを付箋に書いてディスプレイに貼ったり、自分のスキル不足を感じspringbootの本を買って自己学習をしました。
心身ともにしんどすぎてストレスで健康診断の検査に引っかかることもありましたね・・・
入社7年目
javaを使った業務システムの開発案件に参画
前現場に残り続けることも考えていましたが、自分の成長を感じられなくなり、新たな成長機会を求めて、営業の方と相談させていただき、この現場への参画となります。
いわゆる炎上案件というもので、この現場での経験でどんな案件が来ても耐えられる自信がつきました。
先輩と意見がぶつかってしまうこともありましたが、自分の考えの未熟さに気づくことができました。
入社8年目~10年目
javaを使ったWebアプリケーションの開発案件に参画
仕事にも慣れてきて余裕がでてきたとともに、一定の成果で満足してしまっている自分がいました。
そんな悩みを先輩に相談すると今の私はまだ自分視点からの話しかできていないと言われました。
スケジュールに追われ、機能の使いやすさよりも、納期を優先してしまいがちだったのですが、ユーザーが使いやすい機能を検討するべきだということに気づかされました。
成長とは
自分はこういう人間だなと思っていても、相手には全然違う風に思われていることがありますよね。
それと同じで自分の評価は他人が決めます。
そして自分の課題も他人が持っています。
私の経歴を読んでいただければ察して頂けたと思いますが、私は常に人に支えられてきました。
何か課題にぶつかる度相談を乗ってくれる人がいて、気づかなかった自分の課題を指摘してくれます。
その課題と向き合って少しづつ改善していくことが成長していくことだと私は思います。
時にはそこまで言わなくていいだろと思うことや、自分はなんて駄目な人間なんだろうと責める日もありましたが成長痛みたいなもんですね。
おしまい
成長するためには、自分の課題から目を背けずに向き合うことが大切です。
どんなに小さな課題でも、それを解決しようと自ら行動することが、あなたを大きく成長させてくれます。
つらい時もあるかもしれませんが、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。
もらってばかりいた10年間ですが、少しづつそれを返せるように働いていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。