作ったゲームの権利は全部自分に。給与・生活費サポート付きで9週間フルコミット開発——そんな夢のようなプログラムの説明を聞きに、2026年2月25日、渋谷の AI Game Incubator に参加した。
イベント概要
AI Game Incubator Office Hours は、Takeoff Tokyo と Supercell の共催で渋谷で開かれた。
参加者にはSupercell の世界的有名ゲーム「クラッシュオブクラン」(Clash of Clans)のステッカーのお土産をいただいた。
Supercell AI Innovation Lab とは
Supercell AI Innovation Lab, Spring 2026(公式サイト)は、Supercell がサポートする9週間のゲーム開発プログラムだ。最初の1週間はフィンランド・ラップランドで行う Arctic Bootcamp(キックオフ)に参加し、その後は東京の場合はグーグル渋谷オフィスで9週間のフルコミット開発に取り組む。専用オフィス、コンピュート・ツールで最大$50k、実ユーザーでの検証に最大$20k、住居・食事サポートは月$2k〜$6k(拠点により)が公式に案内されている。ゲームの権利は全て参加者に帰属できる。プログラム終了後には Final Showcase(2026年5月23日)や Supercell HQ でのデモの機会があるとのこと。優秀な参加者は Supercell の新作プロセスへの参加・投資・採用の可能性もある。ゲーム開発経験は必須ではないが、東京は日本在住で業務委託として就労できる方が対象で、アピールできるものがあると有利だろう。個人または3人までのチームで応募できる。今年の受付はすでに終了しているが、来年以降も募集する可能性が高いので、学生エンジニア・ゲーム開発者・起業志望の方は要チェックだ。
SupercellでもAIを使用した新しいゲーム体験を研究しているとのことだった。


オープンマイクのLT
プログラム説明の終わりにオープンマイクで複数のLTが行われた。
せっかくの機会なのでこの前の Gemini 3 ハッカソンで作成した KANJI MONSTER をプレゼンさせてもらった。漢字をモンスターに見立てた学習バトルゲームでiOSアプリとして開発している、Gemini 3 ハッカソンについては、以下の note にまとめたので参照してほしい。
他の参加者の方のLTも面白かったので紹介したい。

tat(Yabecchi)(@tatawbo)さんからは、AIと一緒に街を建設するシムシティ風のゲームの発表があった。リアルタイムでAIに指示を出して街を作成したり、災害に備えたり、AIと一緒に今までなかったゲーム体験を予感させるものだった。
ノトフ(川本龍)/DreamCore(@notf)さんからは、DreamCore の発表があった。DreamCore は AI ゲーム作成プラットフォームで、プログラミング不要で AI と対話するだけでゲームを作れる。ブラウザやスマホアプリから誰でも作成・共有でき、リンク1本でプレイ可能なゲームを届けられるサービスだ。
参加者層と英語の話
参加者のほとんどは英語圏の方だった。実はこの1年間、iOS 開発・学習にフルコミットしていたので、英語がほとんど喋れなくなっていた。以前は B2 レベルだったので、SwiftUI 学習と並行して英語学習も再開していきたいと思っている。
まとめ
ゲームを開発したい、起業したい人にとっては夢のようなオファーが詰まったプログラムだった。残念ながら自分は仕事の都合で今回の Lab には参加できないが、学生だったり転職のタイミングが合ったりすれば、ぜひ参加したかった。来年以降の募集も要チェックなので、ゲームで起業している人や、将来ゲーム業界で働きたいエンジニア・デザイナーは、AI Game Incubator Office Hours や Supercell AI Innovation Lab の情報を追っておくといいと思う。



