#はじめに
前回「ファイルやフォルダのパーミッションやアクセス権限を設定する「chmod」コマンド」でchmodコマンドについて学びました。
そのときは「すべてのユーザーに実行権限を与える」の権限付与を「$chmod a+x (ファイル名) 」とやりましたが、今回別のコマンドで権限付与する方法を学んでいきます。
#chmodを設定値で表現する
設定値は所有者、グループ、その他の順にそれぞれ0から7の整数で表わされます。
それぞれの数字は、以下の設定値を加算して求めます。
(2進法での表現となります。)
読み込みができる=4
書き込み、変更ができる=2
実行ができる=1
#ファイルの権限の変更してみよう
※今回はもともと「所有者の権限=読み込み書き込み実行ができる、グループの権限=読み込みができる、その他のユーザーの権限=読み込みができる」の「711」であった前提で話を進めます。
・その他のユーザーの読み込み権限を削除する
command
$chmod 710 (ファイル名)
・すべてのユーザーに読み込み書き込み実行権限を与える
command
$chmod 777 (ファイル名)
##おわりに
chmodについてはここまで学べばひとまずは十分かなと思います。