概要
Webやスプレッドシートなどのテーブルをクリップボードにコピーして、Backlogなどのマークダウンに記録したい時、地味に面倒だったのでコマンドを作った話です。
インストール方法
pip install clipable
ツールの概要
こちら何も難しいことはしておらず、下記の2つのライブラリがあれば誰でも瞬殺で作れるやつです。
- pandas(クリップボードからテーブルを作成し、マークダウン出力するため)
- pyperclip(クリップボードにコピーするため)
poetryが凄かった
今回依存関係の管理にpoetryを使いました。
poetry new パッケージ名
で新しいプロジェクトを作成し
poetry add パッケージ名
で依存するパッケージを追加します。
新規作成したパッケージ名と同名のフォルダの下にcli.pyというファイルを作ります。
そこにmain関数を作成します。そしてその後にtomlでコマンドを実行できるようにscriptの設定を追加します。
pyproject.toml
[tool.poetry.scripts]
clipable = "clipable.cli:main"
基本的に重要なのはこれぐらいでした。
あとは
poetry build
でビルドして
poetry publish
とするとPyPIに登録できます。
感想
Poetryを使うとパッケージの公開までが簡単すぎて感動した。