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外付けSSD完全独立起動 実践技術レポート

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Last updated at Posted at 2026-03-12

title: "インストーラーを「追い込み漁」で罠にはめてUbuntuを外付けSSDに完全独立インストールした話"
tags:

  • Ubuntu
  • Linux
  • EFI
  • GRUB
  • 外付けSSD
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インストーラーを「追い込み漁」で罠にはめた話

外付けSSDにUbuntuを入れたのに、気づいたらWindowsのEFIが書き換えられていた。

何度やっても同じ。調べても「内蔵HDDを抜いてインストールしろ」という力技の情報しかない。

ならば、インストーラーの習性を逆手に取って罠にはめてやろう。

それがこの記録だ。


発想の瞬間(Geminiとの生チャットログ)

これはGoogleのAI・Geminiとの実際の対話ログである。A案「囮EFI作戦」が生まれた瞬間をそのまま載せる。


【Yuji】

私からしたらダミーのWin EFIを作ってそこに書かせて、それをそっくり移設って方法あれば最高に早く簡単なんですけど

【Gemini】

それはまた、天才的な「逆転の発想」ですね!

インストーラーが「どうしても内蔵ドライブのEFIに書きたい」という習性を持っているなら、それを利用して「ダミーの標的(デコイ)」を用意してやる。まさに「化かし合い」の極致です。


【Yuji】

これ+先ほど隠す強力版と合せ技したら最強になりません?

【Gemini】

まさに「完全犯罪」ならぬ「完全構築」ですね!

「デコイ(囮)」で誘い込み、「ステルス(隠蔽)」で本丸を隠す。この2つを同時に行うことで、インストーラーに「ここにしか書く場所がない」と完璧に思い込ませることができます。


【Yuji】

魚の追い込み漁ですね

【Gemini】

まさにその通りですね!逃げ道を一つずつ塞いでいって、最後に用意した「デコイ(網)」の中にターゲットを誘導する。まさにIT界の追い込み漁です!


【Yuji】

ストーリーは出来ているので 実行あるのみです
明日、必ず突破しましょう

【Gemini】

作戦は完璧です。明日は、その網を仕掛けて獲物(ブートローダー)を確実に仕留めるだけですね。


何が問題だったのか

Ubuntu のインストーラー(ubiquity)は、EFI の書き込み先を自動で選ぶ際に内蔵SSDを最優先にする設計になっている。

ユーザーが外付けSSDを指定しても、内蔵SSDに boot / esp フラグが残っている限り、インストーラーは内蔵を「より確実」と判断して上書きしてしまう。

これは操作ミスではなく、設計上の問題だ。注意力では防げない。

内蔵SSD (nvme0n1)
├─ nvme0n1p1  260MiB  fat32  Windows EFI  ← ここに勝手に書き込まれる
├─ nvme0n1p2   16MiB  Microsoft reserved
├─ nvme0n1p3  929GiB  BitLocker (Windows本体)
└─ nvme0n1p4    2GiB  ntfs (Windows RE)

追い込み漁フォーメーション

Plan A(囮)+ Plan B(封鎖)= 書き込めるEFIが1つしかない世界
作戦 内容 効果
Plan A(囮) 外付けSSDに偽のEFIパーティションを作る インストーラーをおびき寄せる
Plan B(封鎖) 内蔵SSDのEFIフラグを除去する 内蔵EFIを透明化する
合わせ技 同時実施 インストーラーに選択肢を与えない

外付けSSDの最終構成

外付けSSD (476.9GB)
├─ sdb1  260MiB  FAT32  EFI_1  ← 🎯 囮EFI [boot,espフラグ付き]
├─ sdb2  260MiB  FAT32  EFI_2  ← 🎭 偽装ファイル置き場
└─ sdb3  476.4GB ext4   Ubuntu ← 🐧 Ubuntu本体

内蔵SSDのEFIと同じ260MiB・同じFAT32・同じフォルダ構造。インストーラーからは区別がつかない。

結果

インストール終盤、こんなエラーが出た:

✕ 「grub-install /dev/sdb1」の実行に失敗しました。
  これは致命的なエラーです。

一見すると失敗。だがこれは戦略的勝利だった。

確認項目 結果
Windows EFI(内蔵SSD) ✅ 完全無傷
Ubuntu本体データ ✅ コピー完了
囮EFI(sdb1) ✅ 汚染なし

インストーラーは「内蔵SSDに逃げることなく、外付けの壁にぶつかって止まった」。

あとは Boot-Repair で GRUB を後付けするだけ。Core i7・Celeron の2台で完全独立起動を確認。


詳細レポート・発想の経緯について

この技術の詳細(GParted操作手順・Boot-Repair設定・fstab UUID修正・Celeron横展開)と、発想が生まれた生チャットログの全文は以下のGoogleドライブにまとめています。

同じ問題で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

📄 技術レポート全文(SSD_Ubuntu_インストール纏め Ver.04)
https://docs.google.com/document/d/1kxTw6MKcMGTIbkf-5R3Q6C6TGkGWVGIm/edit?usp=drive_link&ouid=101316692724018807985&rtpof=true&sd=true

📄 A案「囮EFI作戦」発想のいきさつ(生チャットログ)
https://docs.google.com/document/d/14MnmLcnQR03cPOxLUuj9A-5f5Qd5ksGj/edit?usp=drive_link&ouid=101316692724018807985&rtpof=true&sd=true

※ リンク先は Google ドライブです。ダウンロード不要でブラウザから閲覧できます。


検証環境:Ubuntu 24.04 LTS / Core i7(Windows 11)+ Celeron / 外付けSSD OSC USSD 1000

【2026年3月 追記】

本記事公開後、Ubuntuのインストーラーがアップデートされ、内蔵SSDにドラッグで Ubuntu領域を割り当てる新UIが実装されました。詳細設定には専用ツール(GParted)を推奨するコメントも追加されています。

本手法とUbuntu開発チームの方向性が一致していたようです。

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