#謎に満ちたオーディオのレイテンシ
に注目してみます。アプリケーション出力のオーディオって、どこでバッファリングされて遅延が起きているのか、さっぱりわかりませんよね。
とりあえずレイテンシを計測してみよう、という戦いです。前編。
#ループバック回路
計測方法はいろいろあると思いますが、ループバックドングルというのが提案されていました。これをこのまま作ってみましょう。
Audio Loopback Dongle
マイク入力付きのプラグから回路をつくます。(ステレオ出力のうち、Lは使わないことにしました)
オーディオ出力をマイクに入力してしまえ、という考え方です。この往復時間を測れば、出力+入力の時間はわかります。コンデンサは信号の安定のためでしょうね。
問題はマイク入力のレイテンシですが。本気で意味を求めるなら避けて通れませんが、とりあえずそこも含めて計測することにしましょう。
#作成
4端子のオーディオプラグからリード線を伸ばします。今回はかなり細い線を使ってます。電流少なそうなので。
ケースを作ります。もう3Dプリンタがないと生きていけません。
ひっくり返したところ。プラグが出るところはこう。
#完成
#計測
この手触り、いいなあ・・と、ここで満足しててはいけませんな。
次は、スピーカから音を出して、マイク入力を拾うアプリを作ります。その間の時間を計測するのです。
つづく。
追記:書きました。 オーディオのレイテンシを計測してみる