オーディオ出力からマイク入力のループバック回路
の続きです。前回作ったドングルを手元の iPhone6 にぶっ刺して、レイテンシを計測してみます。
計測プログラムは Unity でこしらえました。Audio の設定で DSP Buffer Size を変更して計測すると、実験そのものの妥当性もある程度は検証できそうです。
#計測アプリ
を作りました。Unity 5.1.1.f1 を使用。
https://github.com/dsedb/audio_latency_check
#こうなりました
iPhone6 iOS8.4.1
DSP Buffer Size | 往復時間(ミリ秒) |
---|---|
Best latency | 140.2041 |
Good latency | 200.9916 |
Best performance | 329.0549 |
それっぽい値が。計測できてそう。
#感想
140 msec ってどんなもんでしょうね。ここからマイク入力のレイテンシを引くので、もうすこし小さいわけではありますが。
鋭い人は気になってしまうかも。楽器アプリとか、どのぐらい成立するんだろうな。300 msec ともなると、かなり苦しそう。
まあ、タッチデバイスの時点で、わりとどうでもよくなっているのかもしれませんが。