最近はリモートワークで端末の貸出が増えてきているので、エクセルデータを引用した貸出簿を作ってみることにしました。
でも実際はほぼエクセルです。
(メンテナンスする人がいなくなったら困るのでデータは残したい!)
とりあえず、貸出用の端末と借りていく担当者一覧のファイルをエクセルで作っておきます。
今回はこんな感じでつくりました。
とりあえすAccessを開いたら、用意しておいたら、先ほどのファイルをリンクさせます。「外部データ」⇒「リンクテーブルマネージャー」を選択
リンクテーブルマネージャー画面の「追加」を選択し、、新しいリンクの追加画面のエクセルにチェックを付けて、「次へ」ボタンを選択し、用意した2つのファイルを選択します。
さらにテーブルで、貸出履歴と返却履歴をいうテーブルを作成しました。
クエリで、貸出されて返却されていない未返却クエリを作成します
不一致ウィザードで、貸出履歴・返却履歴を選択して、
それぞれの履歴の「貸出ID」を選択した後に、「<=>]ボタンを選択します。
関連付けるフィールドに入力を確認したら、「次へ」を選択
今回は、全てのフィールドを選択して、「次へ」を選択
クエリ名を「未返却端末」と変更して、「完了」を選択
これで、返却されていない(貸出履歴はあるけど、返却履歴がない端末【これが差分というものらしい】)が分かる
試しに、2つの履歴に次のようなデータを直接テーブルに入力した。
すると、借りだされたままの端末が表示(この場合だと、IDが2番の端末)される
次は、この未返却の情報を使用して、端末全体を表示させるクエリを作る
「作成」タブの「クエリデザイン」を選択
「テーブル」タブの「貸出端末」を選択し「追加」を選択
「クエリ」タブの「未返却端末」を「追加」し、「閉じる」を選択
貸出端末の「ID」をドラックして、未返却端末の「貸出端末ID」へドロップする。
(自動で線が引かれる)
貸出端末のIDと未返却端末の貸出IDを結ぶ線をダブルクリックすると、結合プロパティ画面が開く
「2」にチェックを付けて「OK」ボタンを選択する。
表示させるフィールドは「貸出端末」は全て、「未返却端末」は貸出ID以外全てを選ぶ
あとは、一応「貸出中」なのかを確認するために、クエリに式を追加して「端末の状況」として貸出中のものは分かるようにしました。
実行すれば、貸出端末が分かるクエリの完成