正規表現
今回は正規表現の基礎的な部分を説明していきたいと思います。
正規表現とは
特定の文字列などを切り取ったり、置き換えたり、検索したりする技術です。
特に多く利用するケースが
・文字列を置き換える
・文字列を検索し抽出する
・条件にマッチしているか調べる
かと思います。
今回は上記の際によく利用するreplaceメソッドとmatchメソッドについて説明していきたいと思います。
replaceメソッド
replaceメソッドは読んだままの通り文字列を置き換える事ができます。
実際のコードで説明します。
正規表現.js
var name = "私はゆーいちです";
name.replace(/ゆーいち/, "エンジニア");
=> "私はエンジニアです"
これで文字列を置き換える事ができました。
まずvarというのはJavaScript内で変数を定義するときの宣言のようなものです。
文字を置き換える時には、replaceメソッドの第一引数に置き換える部分の文字列を//の中に入れます。
そして第二引数に置き換えた後の文字列を指定します。
matchメソッド
matchメソッドは文字列の中に特定の文字列があるかどうかを確かめてくれるメソッドです。
実際のコードで説明していきます。
正規表現.js
var name = "私はゆーいちです";
name.match(/ゆーいち/);
=> ["ゆーいち"]
name.match(/エンジニア/);
=>null
これで定義する事ができました。
特定の文字列を抽出する時には、matchメソッドの引数に抽出したい文字列を//の中に入れて定義します。
もしその文字列があればそのまま検索した文字列を配列で返し、なければnullを返します。
最後に
今回は正規表現の基礎的な部分を説明していきました。
今回説明したものは、とても簡単な例を紹介しましたが、実際はもっと複雑なものを抽出したりするので次回からもう少し掘り下げた内容を書いていきたいと思います。