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駆け出しエンジニアがAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトにリベンジ合格した話

Last updated at Posted at 2021-03-27

はじめに

こんにちは。いつもの通りタイトルの段階でがっつりネタバレが起きてしまっていますが、前回無念のAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト試験不合格の記事執筆から約2週間後である3月15日に、何とかリベンジを果たし試験に合格することができました。

前回の記事は下記からご覧になれます。怨念たっぷりの記事になっておりますので、是非ご一読ください。
駆け出しエンジニアがAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトに合格できなかった話

今記事では、不合格から2度目の試験までの学習方法や、合格までに苦労した点を簡単に振り返っていこうと思います。AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト試験の概要や説明については、前回の記事で説明しているので今回は割愛させていただきます。

試験結果

早速ですが、当日の試験結果になります。
試験時間は130分で、合格最低点は720点になります。
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とてつもなくギリギリの点数で受かることができました。試験終わった瞬間は、「今回は余裕で受かっただろう」とタカを括っていたのですが蓋を開けてみると、あと1問間違えていたら不合格、という点数でした。試験合格の次の日に試験結果が送られてきた時は、しばらくこの現実を受け止めることができませんでした。

出題別割合から見る試験結果詳細は以下になります。
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点数こそギリギリではあったのですが、前回受験時よりも確信を持って回答することができた問題が多かったと思います。とはいえ、もう少し余裕を持って合格したかったですね…その点に関しては、次回の試験でまたリベンジしたいと思います。

学習方法

前回の受験時からプラスαで取り組んだ学習内容としては以下になります。

1. 新しい参考書を読み、理解が足りていないところを洗い出して、説明できるようになるまでインプット。

1度読んだことがある参考書だと書いてある情報に既視感があるため、正しく理解できていると思い込んでしまっていると感じました。そこで、理解度をさらに深めるために、新しく参考書を2冊購入しました。1度インプットした内容とはまた違った内容で説明されている文を読むことによって、サービスや機能を多角的に根本から理解し直すことができました。
参考書①: 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト教科書
参考書②: 一夜漬け AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 直前対策テキスト

2. Udemyの模擬試験集、AWS公式の模擬試験とサンプル問題をひたすら解き直す。

あとはいつも通り、気合い根性&血と汗と涙です。ひたすら1と2のサイクルを繰り返しました。
問題を解くときのコツとして、問題文を読んだ後、すぐに選択肢を見て回答を選ぶのではなく、「おそらくこういった設計が正しいだろう」「こういったユースケースを問われているのだろう」と、頭の中でおおよその回答の目処を付けてから回答の選択肢を見るように心がけていました。そのように意識することで、いわゆる紛らわしいひっかけの選択肢に躓くことなく回答することができたと思います。こちらの癖付けは実際の本番の試験の時にもかなり役に立ちました。

試験を振り返ってみて

AWSソリューションアーキテクト-アソシエイトの試験は、前回の記事でも述べた通り、AWSクラウドプラクティショナーの試験と比べて、AWSサービスを利用した複雑で細かいユースケースや設計を問われます。学習当初の筆者の知識(サービス名や大まかな機能を覚えている程度)では、全く歯が立たず、最初は苦労しました。また、単一サービスのみでなく、複数のサービスを組み合わせた設計の知識が必要になるので、ネットワークやクラウドの基礎知識や経験、主要なAWSサービスについて理解が必須になります。逆に言うと、それらの理解がない人が合格することは難しいと思うので、まずはAWS認定クラウドプラクティショナーの取得をしてからチャレンジすることをおすすめします。

今回の試験学習にあたって驚いた点として1つ、以前までは正しいとされていた設計やユースケースが、新しいAWSサービスのリリースやサービスの利用停止によって現在では正しい回答では無くなっていることがあるという点に驚きました。

例えば、(以下、オリジナル問題)

あなたはソリューションアーキテクトとして、毎週定期的にデータを取得してレポーティングするためのレポートアプリケーションをAWSに構築しています。このアプリケーションは毎週日曜日だけ利用されることになりますが、今後3年間は利用され続けます。
最適なEC2インスタンスの購入形式を選択してください。

A) リザーブドインスタンス
B) スポットインスタンス
C) オンデマンドインスタンス
D) スケジュールドリザーブドインスタンス

上記の問題の回答は、以前までは、D) スケジュールドリザーブドインスタンスが正しい回答でした。スケジュールドリザーブドインスタンスは日次、週次、月次と3パターンのスケジューリングされた利用に適した購入方法です。定期的なインスタンス利用にはスケジュールドリザーブドインスタンスを利用することが最適でしたが、現在では利用ができなくなっています(参照)。そのため、代わりにオンデマンドインスタンスのキャパシティー予約を使用する必要があります。割引料金については、Savings Plansを使用します。よってこの問題の回答は、C) オンデマンドインスタンスが正解になります。

正しい回答は、必ず1つであり常に不変であるという文系教育の洗脳を強く受けてきた筆者にとっては、時期によって正解不正解が変わる試験はとても新鮮であり、単なる暗記ではなく実践的で生きた知識を学べていることができていると感じました。これから受験される方も上記の点に注意しつつ、AWSサービスのより深い知識を身につけながら是非合格できるようチャレンジしてみてください。

まとめ

何はともあれ、無事合格することができてよかったです。前回の記事をしっかりと供養することができました。
次回の目標としては、開発者向けの資格であるAWS認定デベロッパー - アソシエイトにチャレンジしたいと思います。

※今記事は筆者の過去に書いたブログを引用したものになっているので、時系列が少し古くなっております。引用元ブログ

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