今回の記事では、AggregateによるEntityの結合についてまとめたいと思います。
(前回の記事はこちら)
AggregateによるEntityの結合
AggregateにはSourceを複数設定できます。
例として下記のようなAggregateを作成します。
SourcesにCustomerとCustomerProfileを追加しました。
※CustomerEntityとCustomerProfileは1対多の関係です。
これでEntityの結合ができました。
(Joinsには「With or Without」が設定されていますが、自動で付与されました。)
結合の種類
Joinsの部分にEntity及び結合種類、結合条件を設定することができます。
アイコンがとても分かりやすいので、直観的に使いやすいです。
OutSystemsには3種類の結合が用意されています。
・With or Without
テーブルの左側結合(left join)
右側のEntityが条件一致しなくても、左側のEntityのレコードをすべて返します。
・Only With
テーブルの内部結合(inner join)
エンティティ間で条件一致するレコードのみを返します。
・With
テーブルの外部結合(outer join)
両方のEntityのレコードをすべて返します。
以上となります。
次はAggregateの実際の使用方法や集計(合計、平均、最小、最大など)の使用方法などをまとめる予定です。