外注開発を管理する上での悩みは山ほどありますが
- 検収の受入テストが大変
- できあがってきたソフトウェアの品質が悪い
- 依頼した仕様と違っている
はその代表格です。
テストケースの提出をまず求める
外注先に納品を求める成果物の第一弾として テストケース をまず出してもらうことにします。
これは自動テストコードでもExcelチェックシートでもその混合でもかまいませんが、
- 依頼された仕様をこのように理解したという表明
- このテストケースは最低通過するものを納品するという表明
になります。
これをレビューして承認することで 仕様の認識相違がないこと の保証になり、これは発注元にとっても発注先にとっても安心できる条件となります。
そして受入テストの項目作りも外注できることは発注者の負担を大きく減らします。もともとそんなマンパワーが確保できないからこそ外注しているわけで。
品質は、少なくてもテストレベルで確保されます。のちのち、テストケースからはずれた操作で問題が見つかった場合はどうするか？ 瑕疵はあくまで依頼仕様によって判断されるとあらかじめ定めておきたいです。