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Kubernetes 1.27: SIG Cluster Lifecycle の変更内容

Last updated at Posted at 2023-04-18

Kubernetes 1.27 の CHANGELOG から SIG Cluster Lifecycle の取り組みについてにピックアップしました。

重大なアップグレードに関する警告 (Urgent Upgrade Notes)

  • なし。

種類別の変更 (Changes by Kind)

廃止予定 (Deprecation)

  • なし。

APIの変更 (API Change)

  • kubeadm: 明示的にstatic podのプライオリティを priorityClassName: system-node-critical に設定しました。 (#114338, @champtar)

機能 (Feature)

  • kube-upが CoreDNS のバージョン v1.9.3 を利用するようになりました。 (#114279, @pacoxu)

  • kubeadm: 新しいFeature Gate (アルファ機能) である EtcdLearnerMode が追加されました。これにより、etcd のメンバーを "learner" として参加することができ、"voting member" としてのみ昇格させることができます。 (#113318, @pacoxu)

  • kubeadm: kubeletの設定ファイルが /etc/kubernetes/tmp/ に、kubeadm-kubelet-config${RANDOM_SUFFIX} という名前でバックアップされるようになりました。 (#114695, @chendave)

  • kubeadm: kubeadmが利用しているサンドボックスイメージと、コンテナランタイムが利用しているサンドボックスイメージが異なっていた場合、警告を表示するようになりました。 (#115610, @SataQiu)

ドキュメント (Documentation)

  • なし。

バグ修正 (Bug or Regression)

  • kubeadm: 昇格前に準備されたetcdのスタティックマニフェストによる、etcdの"learner"におけるバグを修正しました。(#115038, @tobiasgiese)

  • kubeadm: CRIのチェックが必要のないフェーズサブコマンドだったとしても、CRIの検出が行われていた問題を修正しました。 (#114455, @SataQiu)

    • :pencil: 必要なかったとしてもCRIのチェックをして問題となるユースケースとはどんな物なんだろうとIssueを確認したところ、CRIチェックが必要なかったとしても --cri-socket のオプションが必須になっており、指定しなかった場合警告メッセージが出るので混乱する、と言うことでした。
  • kubeadm: apiserver が一時的にダウンしていた場合に、ノードの情報を(apiserverに)更新しようとして再試行を行う処理を改善しました。 (#114176, @QuantumEnergyE)

  • kubeadm: kubeadm kubeconfig userコマンドにおいて、--configフラグを必須からオプショナルに変更しました。 (#116074, @SataQiu)

  • kubeadm: アップロードされたkubelet の設定ファイルである kube-system/kubelet-configConfigMapが、ユーザのパッチを無視する問題を修正しました。 (#115575, @SataQiu)

  • ディスカバリフェーズにおいて、kubeadm がユーザが指定した kubeconfig を利用することができるようになりました。 (#113998, @SataQiu)

その他 (Other (Cleanup or Flake))

  • kubeadm: 非推奨の v1beta2 API を削除しました。kubeadm 1.26 の config migrate コマンドを使って v1beta2 から v1beta3 に移行することができます。 (#114540, @pacoxu)
  • corednsv1.10.1 にアップグレードしました。 (#115603, @pacoxu)
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