C言語を学修するとき、一番最初に取り組むのがHello Worldでしょう. ここでは、Hello Worldを記述する方法と解説をしていきます.
※初心者向けの記事なので、ある程度Cを使える方は別の記事を参照ください.
プログラム例: Hello World
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello World\n");
return 0;
}
これがHello Worldの例文です. このように記述することで、Hello Worldを出力することができます.
[ 解説 ]
(1) #include <stdio.h>
標準入出力(Standard Input/Output)を扱う関数を使用するためのヘッダーファイルをインクルードします。これにより、printf 関数などが使用可能になります。
#includeを使うことで、普段使うファイルを挿入することができ、コードを記述する手間が省けます.
‹stdio.h›はStandard-ioと呼ばれ、#includeによって挿入されるファイルの一つで、最もポピュラーなものです. 今回は‹stdio.h›を使いましょう.
(2) int
main 関数の戻り値の型を指定しています。int は整数型を表し、プログラムの終了ステータスを示すために使用されます。
関数とは、引数を処理する過程のことです. 数学でy=x+2という関数がありますが、これはx(引数)に+2の計算をしてy(出力)に返すという意味になりますよね. ここにおける計算処理をするために関数を記述します.
(3) main(void)
プログラムのエントリーポイントである main 関数を定義しています。void は引数がないことを示しています。
今回はmainプログラムのみを使います.
また、関数には(2)で解説したように、引数が必要です. 今回は引数を使わないので、(void)と入力しましょう.
(4) 本文の決まり
以上が関数定義です.
ここまで来てようやくプログラムの本文を記述することができます. 本文は{}で囲むことによって周りと区別されます.
また、本文の文末には必ず;を付けましょう. これにより一つの指令の記述が終わったことを示します.
(5) printf
フォーマットされた文字列を標準出力に表示する関数です。"Hello World\n" のようにダブルクォーテーションで囲まれた部分が表示されます。\n は改行を意味します。
()の中に表示したい内容を記述しましょう.
""に囲まれた内容が文字列データとして扱われます. ""を使う理由は、()内に文字列データでない変数を使うことがあるためです. ここは次の記事で改めて解説します.
\nは改行の意味を持ちます.
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello World\n");
printf("See You");
return 0;
}
\nがあるこのプログラムを実行すると
Hello World
See You
と出力されますが、
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello World");
printf("See You");
return 0;
}
\nがないこのプログラムを実行すると
Hello WorldSee You
と出力されます.
今回は改行する必要がありませんが、今後多用することになると思うので覚えておきましょう.
(6) return 0;
プログラムが正常に終了したことをオペレーティングシステムに伝えます。0 は正常終了を示す一般的な値です。
これがないと本文が終了されていない不完全なファイルとしてコンパイラされないので気を付けましょう.
解説は以上です. 長々と書いてしまいましたが、覚えてしまえば内容は簡単なのでこのページだけで理解できると思います.
[C言語]リストはCの初歩的な内容を扱うので、プログラミング初心者の方はぜひ参考になさってください.