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ズンドコキヨシの成功率をズンとドコの発生確率が可変のケースで求めた

Last updated at Posted at 2016-03-30

背景

ズンドコキヨシ問題、今更社内でうっかり流行ったりしたところ、ある同僚曰く、
「ズンとドコが出る確率を等しくせず、ズンの方を大きくしたら、どんどん早くキ・ヨ・シ!が成立するのでは」
いやいやいや、そんなばかな。まずドコが0だと永遠に成立しないし。おかしいやろ。
と、ムキになっていろいろ解いてみた。

TL;DR

  • 高々5次の多項式の増減を求める問題に帰着。
  • ズンが4/5の割合で出る時一番早く成立する。
  • ズンがk回連続する場合も同様に簡単に求まる。
  • Qiita で LaTeX 記法うれしい。

とりあえず計算

ズンが出る確率を x とすると、ドコが出る確率は

1 - x

となる。
ズンが4回連続出て、その直後にドコが出てキ・ヨ・シ!が成立する確率は、

P(x) = x^{4} (1 - x) , (0 \leq x \leq 1)

ここで、

P(0) = 0, P(1) = 0

である。

P(x) を微分すると、

\frac{d}{dx} P(x) = x^{3}(4-5x)

となり、

\frac{d}{dx} P(\frac{4}{5}) = 0

とわかる。

さらに2回微分を求めると、

\frac{d^{2}}{dx^{2}} P(x) = 4x^{2}(3-5x)

なので、これより、

\frac{d^{2}}{dx^{2}} P(\frac{4}{5}) = -\frac{64}{25} < 0

となる。

以上を踏まえて、増減表を書くと、

x 0 ... 3/5 ... 4/5 ... 1
P''(x) 0 0 -(64/25) 0
P'(x) 0 増加 27/125 減少 0 減少 -1
P(x) 0 増加 162/3125 増加 256/3125 減少 0

となり、ズンの出現確率が

\frac{4}{5}

の時、確率が最大

\frac{256}{3125}

となる。

ズンがk回連続する場合の一般解

ズンがk回連続出て、その直後にドコが出てキ・ヨ・シ!が成立する確率は、

P(x) = x^{k} (1 - x) , (0 \leq x \leq 1)

ここで、

P(0) = 0, P(1) = 0

である。

P(x) を微分すると、

\frac{d}{dx} P(x) = x^{k-1}(k-(k+1)x)

となり、

\frac{d}{dx} P(\frac{k}{k+1}) = 0

とわかる。
ここまで解けば、k=4 の時と増減表は同様になるので、2階微分導出と増減表の記述は省略する。

よって、ズンの出現確率 x が

\frac{k}{k+1}

の時、確率が最大

\frac{1}{k+1} (\frac{k}{k+1})^{k}

となる。

感想

ここまで書いたけど心底どうでもいい。時間を返して欲しい。
Qiita の数式記法を試したいだけの人生だった。

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