7
2

More than 3 years have passed since last update.

ALB まわりのポートを整理する

Posted at

はじめに

00_20210214_qiita.png

ALB を利用する際に設定するポートが複数あるので、それぞれの役割を整理しました。

ロードバランサーのポート

01_ロードバランサーのポート_2021-02-13_23h53_05.png

クライアントからロードバランサーへのトラフィックをリッスンするポート番号のこと

  • 例 1) ロードバランサーのポートに 80 を設定した場合

01_rei_20210214_qiita.png

ターゲットグループ Basic configuration の ポート

02_TargetgroupBasicconfigurationPort_2021-02-13_23h34_05.png

ターゲットのデフォルトのポート番号

ターゲットのポート

※ ターゲットグループ Health checks Advanced health check settings の方が先に設定を行いますが、便宜上先に説明します

05_RegistertargetPort2021-02-13_23h42_32.png

ターゲットのポート番号のこと

ターゲットの登録時にポート番号を変更すると、ターゲットグループ Basic configuration の ポートが上書きされて設定したポート番号宛にロードバランサーからリクエストが送られる

  • 例 2) ターゲットのポート番号 81 と 82 でそれぞれ ec2 を登録した場合

05_rei_20210214_qiita.png

ターゲットグループ Health checks Advanced health check settings の ポート

  • Traffic port

03_TargetgroupBasicconfigurationTrafficport_2021-02-13_23h34_05.png

こちらを選択すると、ターゲットのポート番号が使用される。例 2 の設定の場合、ポート番号 81 と 82 に対してそれぞれヘルスチェックが実施される

  • Override

04_TargetgroupBasicconfigurationOverrideport_2021-02-13_23h34_05.png

ここで設定したポート番号がヘルスチェックに使用される

  • 例 3) Port Override 83 とした場合

04_rei_20210214_qiita.png

まとめ

ターゲットグループ Basic configuration の ポートターゲットのポート の関係性が分かりづらいため少し混乱すると思う。

デフォルトでは、ロードバランサーはターゲットグループに指定したポートとプロトコルを使用して登録済みターゲットにリクエストを送信します。ターゲットグループに各ターゲットを登録するときに、このポートを上書きできます。

と記載されているように

デフォルトでは、ロードバランサーはターゲットグループ Basic configuration の ポートとプロトコルを使用して登録済みターゲットにリクエストを送信します。ターゲットグループに各ターゲットを登録するときに、ターゲットのポートで上書きできます。

となる。

7
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
2