2
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

GCEのメモリ使用状況をモニタする

Last updated at Posted at 2019-11-12

GCP/GCEはドキュメントが整備されており、たいていの必要な情報はきっちりドキュメント化されている。

しかし膨大なドキュメントの、どこに欲しい情報があるのか、意外に見つけられない/見つけるまで時間がかかることがよくある。

メトリクスの監視

インスタンス詳細画面の「モニタリング」タブでは、デフォルトでCPU、ネットワーク、ディスクI/Oなどいくつかのメトリクスの監視ができる。

メモリの使用状況など、その他のメトリクスを監視しようと、Stackdriverを開き、メトリクスを追加するも、グラフ上に「No data is available for the selected time frame」と表示されてしまう。

Monitoringエージェントのインストール

実は、GCEのデフォルトの状態だと、まだメモリ等の監視はできない。「Monitoringエージェント」を追加でインストールする必要がある。

Monitoring エージェントの使用は必須ではありませんが、使用することをおすすめします。Monitoring は、Monitoring エージェントがなくても、CPU 使用率、一部のディスク トラフィック指標、ネットワーク トラフィック、稼働時間情報などのいくつかの指標にアクセスできます。Monitoring エージェントを使用すると、Monitoring から仮想マシン(VM)インスタンス上のその他のシステム リソースやアプリケーション サービスにアクセス可能になります。これらの追加機能が必要な場合は、Monitoring エージェントをインストールする必要があります。

Monitoring エージェントの概要より

そこで、次のドキュメントに従い、Monitoringエージェントをインストールする。

メトリクスの追加

Stackdriverの画面を開き、チャートの追加などの操作で、次のようにメトリクスを選択する。

項目 備考
Resource type GCE VM Instance
Metric Memory utilization 識別子はagent.googleapis.com/memory/percent_used

こんな感じで表示されればOK。

screenshot.png

トラブルシュート

Stackdriverをインストールしたのに、メトリクスの監視ができないことがある。公式ドキュメントでトラブルシュートが公開されている。

以下のQiitaの記事も参考になる。

2
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?