CoreOSをインストールしてみた。

はじめに

CoreOSをインストールしてみました。
その時の備忘録です。

インストール手順

1.以下のサイトより、CoreOSのISOファイルを入手する。
https://coreos.com/os/docs/latest/booting-with-iso.html

2.入手したISOでブートします。
自動でcoreユーザでログインされます。

3.opensslのコマンドで暗号化したパスワードを作成します。
$ sudo openssl passwd -1

4.cloud-config.ymlファイルを作成し、インストールに必要な情報を記載する。

cloud-config.yml

#cloud-config

# ホスト名
hostname: CoreOS

coreos:
  units:
    # 静的ネットワーク設定
    - name: static.network
      runtime: no
      content: |
        [Match]
        Name=ens192 # インタフェース名
        [Network]
        Address=xxx.xxx.xxx.xxx/xx # IPアドレス/サブネットマスク
        Gateway=xxx.xxx.xxx.xxx # デフォルトゲートウェイ
        DNS=xxx.xxx.xxx.xxx # 1つめのDNS
        DNS=xxx.xxx.xxx.xxx # 2つめのDNS

    - name: timezone.service
      command: start
      content: |
        [Unit]
        Description=timezone
        [Service]
        Type=oneshot
        RemainAfterExit=yes
        ExecStart=/usr/bin/ln -sf ../usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

users: # ユーザ名を指定（ログインユーザ）
  - name: core
    passwd: $1$7JJbYswv$lw0lVUsj2aDnr7h2DiIH.1 "$ sudo openssl passwd -1" の結果を貼り付ける。
    groups:
      - sudo
      - docker

5.作成したcloud-config.ymlを使用してOSインストールを実施する。
$ sudo coreos-install -d /dev/sda -C stable -c cloud-config.yml

6.以下のようになればOSインストール成功。

Installing cloud-config...  
Success! CoreOS stable 766.4.0 is installed on /dev/sda

7.OSインストール完了後、再起動を実施し、SSH接続できることを確認する。
$ sudo shutdown -r now

以上。

その他：よく使うコマンドたち（メモ）

1.core ユーザのパスワード変更
$ sudo passwd core

2.ネットワークカードの再起動
$ sudo systemctl restart systemd-networkd

3.静的ネットワーク設定ファイル
/etc/systemd/network/static.network