はじめに
この記事はデータ分析実務スキル検定を取得したいけど勉強法が分からない、やるなら効率的に勉強したいという人におすすめです。 この資格は比較的新しいので、勉強法などがまとまっている記事は多くありません。そこで、自分の経験と自分が調べた合格体験記を踏まえた勉強法をまとめたいと思い、この記事を書いています。この記事でわかること
- データ分析実務スキル検定に合格するための具体的な勉強法
- おすすめの教材
前提
学習を始めた時点では、- SQLは学習し始めて2か月程度
- Pythonは学習し始めて1か月程度
- 大学時代に統計学を専攻していたため統計学の基礎知識はある
- 機械学習は全く分からない
おすすめの教材
- 公式テキスト
- Udemy 演習形式で学ぶ】「データ分析実務スキル検定(CBAS)」合格への道(データ分析実務スキル証明資格で高得点を目指す講座)←定期的にセールをやっているので安くなったら買いましょう。 Udemyの講座はこちらで購入できます。
結果
81点/94点で合格でした。全体の難易度は模擬試験とあまり変わらなかったです。
データ分析実務スキル検定の特徴
- 問題数は60問で試験時間は90分
- 合格ラインは94点満点中64点以上(約68%)
- マーク式だが複数回答の問題が多数(消去法が使えない)
- 試験結果はすぐにわかる
- 詳しくはこちらから
おすすめの勉強法
グーグルで調べた合格体験記と自分の体験を踏まえると以下の順番が最適だと思います。
- 公式テキストをざっと読む(理解度7割程度)
- 時間を測って公式テキストの模擬試験(15章)を解く
- 答え合わせをする前に時間無制限でわからなかった問題を解いてみる
- 答えあわせをして弱い単元をUdemyの講座で補足する
- 正解率(理解度)が9割に達するまで2~4を繰り返す
1.公式テキストをざっと読む(理解度7割程度)
まずは公式テキストをざっくりと読みましょう。SQLやRでは何ができるのか?どのような手順でプロジェクトは進んでいくのか?など全体をとらえるイメージを持つのが良いと思いました。細かい理解は後でよいので「SQLはデータの加工ができて、2つ以上のテーブルを結合することもできるのか」程度で大丈夫です。2.時間を測って公式テキストの模擬試験(15章)を解く
ここでは1問にかけられる時間や設問ごとの難易度を把握しましょう。自分が初めてこの模擬試験を解いた際に思ったことは、- SQL、R、Pythonの問題は単一回答が多いから得点源とするべき
- 統計学と機械学習は複数回答の問題があるので理論や仕組みをしっかり理解する必要がある
- エクセルはピボットテーブル+簡単な関数の知識が問われる ということです。
3.答え合わせをする前に時間無制限でわからなかった問題を解いてみる
ここでは自分の理解度を把握しましょう。間違った問題が時間がないから解けなかったのか、そもそも理解が足りていなかったのかがわかると思うので、時間無制限でしっかり考えてみましょう。時間無制限といってもこの試験は複雑な計算問題などは出題されないのであまり時間はかからないと思います。4.答えあわせをして弱い単元をUdemyの講座で補足する
自分ができなかった単元をUdemyの講座で復習しましょう。Udemyの講座の良いところは解説がついているところです。模擬試験は解説が載っていないので、復習が難しく理解の定着が難しいです。そのため、わからなかった部分はまずは公式テキストで調べ、それでもわからなかったらUdemyで補うというスタンスが効率がいいです。(Udemyの講座は端的にとてもよくまとまっているので時間がある方は全単元を視聴することをおすすめします。)また、この資格は模擬試験が1つしかないので、SQL、R、Pythonはコードを1行ずつ見ていって1つでもわからない要素があったら復習をしましょう