はじめに
今年の夏の終わり頃にCBT方式で基本情報技術者試験を受験し、無事合格したため、その時の受験の流れや勉強法をメモ程度に書いておこうと思います。
科目Aが7割ちょい、科目Bは8割ちょいで合格でした。
受験方式
令和5年(2023年)頃からCBT(Computer Based Testing)方式になっており、試験方法や試験内容が大幅に変わったようです。
テストセンターに置かれているPCで受験しました。
- 試験時間:科目A(90分)→休憩(10分)→科目B(100分)
- 合格点は科目A, B共に 600点/1000点満点 以上
- IRT方式で採点されます
IRT方式は各設問の配点が固定ではなく、他の受験者の正答率データなどから正答率が低い問題は配点が高く、正答率が高い問題は配点が低くなるような方式らしいです。
ここら辺は考えても仕方ないので、解けた問題数=取れた配点ではないことぐらいが分かっていればよいと思ってます。
自分はCBTのイメージが湧かなくて不安だったので、IPAのITパスポートの試験疑似体験ができるソフトウェアを入れて体験してみました。
CBT疑似体験ソフトウェア
上記はITパスポートなので全然やらなくてよいと思いますが、不安な方は一度やってもよいかもしれないです。
受験の流れ
- IPAの公式サイトから申し込む
- 試験情報:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html
- 実際に申し込むCBTのサイト:https://cbt-s.com/examinee/examination/fe
- アカウントが無ければ新規登録してログイン
- 申し込みたい試験を選ぶ→情報を登録し、試験日や受験するテストセンターなどを選択→支払方法を登録して申し込み
- ※ちなみに試験日や受けるテストセンターなどは3日前までであれば変更可能です!
- 試験前の15~30分前には本人確認書類を持ってテストセンター受付に行く
- 注意事項にもある通り、受付が混み合い本人確認や簡単な説明に時間がかかることがあるため、早めに行きましょう
- 本人確認されて本人確認書類以外の荷物をロッカーに預け、メモ用紙とボールペンを貰い、入室許可されます
- 自分は試験中に途中退室しませんでしたが、入退室時に本人確認書類による再確認が必要らしいです
- 受ける
- 科目A(90分)→休憩(10分)→科目B(100分)を頑張る
- 早めに終わる分にはOKらしいですが自分はフルで解きました
- 途中の休憩時間にメモ用紙を交換します
- メモ用紙は裏表両方使ってよいです
- 科目A(90分)→休憩(10分)→科目B(100分)を頑張る
- その場で結果が出る
- 科目Bが終わった後すぐに科目A, Bそれぞれの予想点数みたいなのが出ます
- それぞれで6割以上取れていればきっと大丈夫
- 帰宅&正式発表を待つ
- 受験後何時間か経つと、CBTサイトのマイページでも予想点数的なのが確認できます
- 受験日の翌月中旬ごろに合否が正式発表されます
勉強法
自分は下記の勉強を2~3カ月間行いました。100~150時間ぐらいはかけたような気がします。
ITの知識があれば50時間程度が目安と聞いたことがありますが、本当に範囲が広くて不安だったので、できるだけ時間を掛けてから挑みました。
①Udemyのコース(おすすめ度:★★)
下記のコースを一通りやりました
IT全般の基礎知識やn進数などの考えが既に分かる方なら不要だと思います。
何から始めたらいいか分からないとか、参考書や過去問道場をやってみてもさっぱりわからない。基礎から考え方を教えてほしいということであれば見る価値はあると思います。
Udemyの講座は有料ですが、たまにセールをやっているのでセールの時を狙うとよいかも
②参考書を買って一通り解く(★★)
自分が買ったのは以下です
- 著者: 株式会社ノマド・ワークス「かんたん合格 基本情報技術者過去問題集 令和6年度」(インプレスブックスのリンク)
たまに誤字脱字があって大丈夫かな?と思いながらも一通り解きました。
科目A部分に関しては後述の過去問道場で十分だと思いますが、「紙媒体でやりたい」「やった感が欲しい」という方には解説付きの参考書がおすすめです。
また、こういった参考書があれば時間を測って90分で科目Aを解く→10分休憩→時間を測って100分科目Bを解くという練習は一度やっておいた方が良いです。集中力が試されます。
まだCBTが始まってからそこまで経っていなかったので、科目Bの考え方と解き方に触れられたのもよかったかなと思いました。
③IPAが公開しているサンプル問題を解く(★★★)
公式が公開している下記のサンプル問題はやっておきましょう。
科目Bの出題方式にはこの辺りで触れておいた方が良いです。
問題と解答しかないので解説がありませんが、そこら辺はYoutuberさんが解説動画上げてくださっていることがあります。
④過去問道場をやる(★★★)
皆お世話になっている有名サイト。無料なのでやっておきましょう。
科目Aは前提知識を詰めたらこれをやるに限ると思います。
直近の5年分ぐらい解くのが良いかと思います。(自分はそこまでやりきらなかった)
受験時の所感の振り返り
科目A
難しかった。
大体二択まで絞れたけどどっちか分からん……みたいなものが多すぎて、6割取れた気がせず、終わったかと思いました。結果としては思ったより取れてました。
過去問道場をやり始めるのが遅く、そこまで問題数解けてなかったので、ちゃんと5年分やっとけばギャンブルせずに済んだ気がします。
過去問から出題されたものもちらほらありました。
科目B
意外と何とかなった。
学習時点で解いた科目Bの問題は、特に情報セキュリティの4問がどれも難しかったのですが、学習を進めていくうちに「セキュリティの問題は科目Aの勉強で学んだ知識が活きる」ということが分かりました。
情報に関する問題なので、当たり前ではありますが間違っている問題が出ないです。なので「問題文の言ってることは全然読み解けないけど、普通に考えたらこれかな……」みたいな答え方でもなんとかなった。
疑似言語で出される「アルゴリズムとプログラミング」16問は科目Bの学習で解き方が分かっていれば後は集中力との勝負でした。
勉強法の振り返り
自分はUdemyで勉強し始めてからしばらく期間が空いてしまったこともあり、受験まで結構学習時間を取りましたが、ある程度IT知識がある方ならもっと少ない勉強時間でも、自信がついた時点で受験してみてもよいと思います。
自分の目安としては、科目Aは過去問道場で8割ぐらい取れたら、科目Bはサンプル問題や参考書の問題の解き方と解説が理解できたらレベルで受験しました。
科目Aはとにかく問題数を解いて、科目Bは問題数より解き方への理解重視でやりました。
個人的なおすすめの流れ
- Udemyの講座や参考書など、自分に合った解説付きのもので学習
- 基礎知識を固める
- 過去問道場を5年分やる
- 問題数をこなす
- 公式のサンプル問題を解く
- 本番の雰囲気を知る
- 参考書や問題集などを用いて、時間を測って自己模擬試験をやってみる
- 試験のやり方に慣れる
- 正答率が上がったり解き方を理解して自信がついたら受験
おわりに
勉強を始める前に年のため出題範囲は確認しておきましょう!
旧午後試験から科目Bへの変更に伴い、出題形式&出題内容が大幅に変わったようです。
滅多にないことかもしれませんが、後で絶望しないためにも事前に試験要綱とかシラバスを読むか、出題範囲が変わってないことを調べておくことをおすすめします!
https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/gaiyou.html
受験される方は頑張ってください!