WSLの追加からDocker環境構築までの設定
- WindowsユーザのためのDocker環境構築
- windows環境
windows10, windows11
WindowsにWSLを追加
- ドキュメント https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install
- コマンドプロンプトを起動
windowsの検索バーに「コマンドプロンプト」と入力しコマンドプロンプトで右クリックし管理者として実行し、下記のコマンドを入力
wsl --install
インストール終了後再起動を行います。
- Ubuntu 20.04 LTSをインストール
下記のコマンドを入力し、インストールを行う
wsl --install -d Ubuntu-22.04
- ubuntuがインストールできているか確認を行う
「wsl -l -v」のコマンドを入力後、下記の表示されていれば成功です。
wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-22.04 Running 2
以上でwslの追加は終了です。
- Windowsのwindows の機能の有効化または無効化
windowsの検索バーに「windows の機能の有効化または無効化」を入力し選択してください。 - Linux用Windowsサブシステム
- 仮想マシンプラットフォーム
上記の2つにチェックをしOKを選択
-
ターミナルのインストール
https://apps.microsoft.com/store/detail/windows-terminal/9N0DX20HK701?hl=ja-jp&gl=jp&rtc=1
上記のリンクからターミナルをインストールし、ターミナルを起動
ターミナルを起動したら、下記の選択からUbuntu 22.04 LSTを選択してください。
-
初回アクセス時にユーザー名とパスワードを設定を聞かれるのでユーザー名とパスワードの設定を行ってください。
パスワードは今後も使うので忘れないように
以降Ubuntu 22.04 LSTのターミナルを使用して作業を行ってください
- ubuntuのアップデート
下記のコマンドを実行することでubuntuのアップデートができます。
念のため行います。sudo(権限)コマンドを使用しているためパスワードが聞かれるので先ほど設定したパスワードを入力してください。
sudo apt update
sudo apt upgrade
Dockerのインストール
-
https://docs.docker.com/desktop/install/windows-install/
上記のリンクから「Docker Desktop for Windows」をクリックしdockerのダウンロードを行ってください。
この画面が出ていたら成功です。
Git導入
- 以下のコマンドを実行
sudo apt-get install git
- インストールの確認
以下のコマンドでバージョンが表示されていれば成功です。
git --version
- Gitの設定
以下のコマンドの'UserName'と'mail@example.com'に自身のGitの名前とメールアドレスを設定しておく
git config --global user.name UserName
git config --global user.email mail@example.com
- Gitの改行コード設定
以下のコマンドで改行コードの設定を行います。
git config --global core.autocrlf input
Linux環境ではLFが推奨されているのでinputに設定しておく
- Gitパーミッションを無視する設定
以下のコマンドでパーミッションを無視する設定を行います。
git config --global core.filemode false
パーミッションを無視する設定をすることでchmodなどで権限を変えた時にGitに差が上がるのを防ぐことができます。
- Githubのssh接続
「Github ssh接続」等で調べるとたくさん出てくると思うので割愛させていただきます。
以上でWindowsのWSLを使ったDocker環境構築は終了です。
windowsでDocker環境構築をしたい方の役に立てたら幸いです。
新たにWindows(WSL)を使ったLaravel10 × sail × Vue.js環境構築を投稿いたしましたのでLaravel10 × Vue.jsで開発を行いたい方は閲覧してみてくださると嬉しいですhttps://qiita.com/ys05181406/items/26d2d55f08d9b7b11f36