元々はSORACOMのモバイル回線利用の流れを体験したかったのだけど、とりあえずボタン押したらLINE通知が来るまでやってみたメモ。
環境
MacOS Ventura 13.1
LTE-M Buttion for Enterprise
やったこと
結論から言うとネットに転がっている手順とハンズオンをそのまま使えばできたので、何か作ったわけでもない。。
なのでとりあえずやったことをフローとして残すのみ。
- SORACOMアカウント作る
- LTE-Mボタンを買う
- ボタンを使えるようにする
- LINE Notifyの設定する
- SORACOM Orbitを設定する
- SORACOM Beamを設定する
5,6についてはSORACOMハンズオンの手順に従い、唯一のコードもハンズオンにて配られていたWASMファイルをそのまま利用させてもらった。。
唯一のハマりポイントは、SORACOM管理画面をFirefoxで操作してしまっていたため、OrbitでSoraletを作っても正しく表示されなかったというしょぼいもの。。サポートに問い合わせたら丁寧に回答いただいてChromeで操作したら問題なくできた。
それ以外に、SoracomのCLIとかも使えるようにしようとしてたら、Macの開発環境が古くて無駄に時間を使ってしまった。。
おまけでやったこと
- XcodeのCommand Line Toolsのインストール
- home brewのUpdate
- Soracom CLIのインストール
ボタンを使えるようにするまで
基本的にSoracomの管理画面にて、ユーザマニュアル(Getting Start)に従い進めるのみ。よくできてる。
https://users.soracom.io/ja-jp/guides/getting-started/
実際購入した翌日にボタンは届き、その日のうちに開通して使えるようになった。早い。
なお細かいところだが、
- 単4電池が2本同梱されており、すぐに使えた(嬉しい)
- SORACOMショップから購入したので、SIMの登録もほぼ自動(楽チン)
- ボタン押してメール送信、まですぐ試せる(達成感得られる?)
- SORACOM ButtonはeSIM内蔵なので他の機器にSIM付け替えるものではない
LINE notifyの設定
- LINE notifyと友達になる(携帯端末にて)
- PCより管理画面にログインし、Token発行 https://notify-bot.line.me/ja/
QRコードでログインが楽チンだった。 - Tokenをコピーしとく
SORACOM Orbit, Beamの設定
ハンズオンの途中から。https://soracomug.github.io/soracom-arc-button-simulator-handson/#8
-
WASMファイルのDL
- ハンズオンのバイナリファイルをDL。これはボタンを押したパターンによって通知メッセージの文章が少しだけ変わるプログラム。https://github.com/soracomug/soracom-arc-v-button-handson/raw/main/soracomOrbit/soralet-wasm.zip
ソースコードはこちら https://github.com/soracomug/soracom-arc-button-simulator-handson
- ハンズオンのバイナリファイルをDL。これはボタンを押したパターンによって通知メッセージの文章が少しだけ変わるプログラム。https://github.com/soracomug/soracom-arc-v-button-handson/raw/main/soracomOrbit/soralet-wasm.zip
-
Orbitの設定
- Soraletの作成(Chromeでやろう)
- WASMファイルをアップロード
- SIMグループにSoraletを紐付け
- SIMグループにて詳細設定
-
Beamの設定
- SIMグループにてBeam設定(エントリポイントなど)
- ヘッダー操作→カスタムにて詳細設定、ここで一つだけハマりポイント。「値」にLINEのTokenを入れるのだが、先頭に「Bearer 」を入れ忘れて最初通知がこなかった。
以上、で無事ボタン押すとLINE通知まで完了。
次はGoogleCloudのFunctionから通知ができるようにしようと妄想中。