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情報のストックとフローを意識したアウトプット戦略

Last updated at Posted at 2024-01-21

はじめに

  • 私は現在社会人4年目のエンジニアで、本格的なアウトプット歴は2年です。
  • 最近アウトプットの「型」が見えてきたので、今回記事にしました。
  • あくまで「私自身」の情報の整理方法であり「あるべき論」ではありませんので、その点ご留意ください。

この記事で分かる事

  • ストックとフローの情報をどう整理していくか
  • 整理する手段として何のツールを用いるか
  • N=1の事例を紹介

ストックとフローの情報をどう整理していくか

ここでは、私自分が「ストック」と「フロー」をどう定義しているかについて紹介します。

ストック情報

以下の種類の情報を「ストック」と定義しています。

  • 自分の考えや経験や検証をまとめて、後で振り返りや参考資料として利用できる物
    • これは公開情報として「LT」「ポートフォリオ」「カジュアル面談」としても活用出来る物を指します。
    • 「Googleでひと検索」して直ぐに出て来る訳では無く、何かしらの情報の組み合わせがある物を指します。
  • 各種文献や勉強会等で知ったテーマや技術についてまとめた物
    • これは公開非公開を問わず活用出来る物を指します。

フロー情報

以下の種類の情報を「フロー」と定義しています。

  • その時々の取り組みや考えが分かる物
    • 例えば「勉強会の参加記録やメモ」「検証の雑多メモ」を指します。
  • 時系列が分かる事で、より価値が増す情報だと考えています。

整理する手段として何を用いるか

以下、私が情報を整理する為に利用しているツールをまず紹介します。

  • ストック
    • 職務経歴書、Speaker Deck、Qiita
    • GitHubパブリックリポジトリ、ブログ(検証や調査)
    • GitHubプライベートリポジトリ
  • フロー
    • ブログ(目標や振り返り、勉強会参加メモ)
    • Xのメモ、手元のメモ

ストック寄り

職務経歴書

これは最近になり、ようやく記載を始めました。

  • どういった経験があるのか
  • どう生きていきたいか、どうなりたいか
  • 何に関心があり、何の強み弱み・好き嫌いがあるのか

を言語化しストックして定期的にアップデートする事で、自分を定期的・客観的に振り返る良い機会になりますし、自己紹介やカジュアル面談等においても役立つだろうなと思い記載しています。

具体例としては

を利用しています。ダッシュボードとして各種行動の記録を一目で確認できる点を便利に感じています。

勿論プライベートやパーソナリティに関わる部分もあると思いますので、公開・非公開する情報は慎重に選ぶ必要があるとは思っています。(私自身、非公開で記載を進めている物もあります。)

Speaker Deck、Qiita

どちらもストック用途で利用しています。

また、後述する「GitHubパブリックリポジトリ」「ブログ(検証や調査)」との違いとして

  • 閲覧した人にとって何かしらの役に立ちやすい
  • 理解しやすい

形に仕上げられそうな物は、こちらに記載する形としています。

GitHubパブリックリポジトリ

  • 各種アウトプットからのリンクとして、より「詳細を知れる」物として主に活用しています。
  • 例えばQiita記事の元となる具体的なソースコード(補足情報)置き場として活用しています。
  • 他にも、GitHubプライベートリポジトリや個人的な学習の中で自分なりに整理出来た情報に関しては、社内の勉強会資料としてそのまま活用しています。

ブログ(検証や調査)

  • 私ははてなブログを利用しています。
  • ブログ(検証や調査)に関しては、Qiitaに上げる程のボリュームでも無い物を記載しています。
  • 私は利用していないのですが、GitHub GistやZennのスクラップ機能を使うのと、用途としては近いだろうなと感じています。

Githubプライベートリポジトリ

  • こちらに関しては、上述のブログやGitHubパブリックリポジトリに上げる程まとまりきっていないメモを記載しています。
  • 基本的に文書はマークダウン形式で記載をすることで、情報が溜まってきた時にそのまま「Qiita」や「ブログ」に反映できるようにしています。
  • また、とりあえず情報があれば放り込む事にしています。

フロー寄り

ブログ(目標や振り返り、勉強会参加メモ)

  • 目標や振り返り、勉強会参加メモに関しては、どちらかというと、時系列に紐づいていると振り返りやすいのでブログに記載しています。
  • 時系列が分かる事で、その時々の状況や立場・取り組み・考えが思い出しやすいので、より振り返る際の価値が上がると考えています。

X

  • こちらに関しては勉強会の実況や、時事ネタに関するツイートをしています。
  • ちょっとしたメモとして自分の考えをまとめたい時に役立っています。

N=1の事例紹介

ツールについてのまとめ

ここまでで各種ツールを紹介してきましたが、より具体的にまとめると以下。

  • ストック
    • アウトプット
      • 職務経歴書、Speaker Deck、Qiita
      • GitHubパブリックリポジトリ、ブログ(検証や調査)
    • アウトプットの元となる情報
      • GitHubプライベートリポジトリ
  • フロー
    • アウトプット
      • ブログ(目標や振り返り、勉強会参加メモ)
    • アウトプットの元となる情報
      • Xのメモ、手元のメモ

普段よく参加しているJAWS-UG(Japan AWS User Group)では「アウトプットしないのは知的な便秘」という言葉がありますが、インプットした情報をアウトプットする過程で、知識の定着が図れている部分があると思います。

人は何故「アウトプット」するのか

少し話が脱線しますが、アウトプットの意義について私自身の事例で改めて考えてみました。

私自身、記憶力がそこまで良い訳ではありませんので、

  • 「アウトプット」として「意図や内容について、自分の言葉で誰にでも分かりやすいように」改めてまとめ直す事で、記憶の定着を図れている
  • 覚えておく事が難しい内容に関しては、関連するワードさえ覚えていれば自身の「アウトプット」からすぐに引っ張り出して思い出せる

事により、謂わば外付けのハードディスクとして機能させている面があります。

また、単にストックする為にメモを取るだけではなく、フローだからこそ価値が増す情報もあるので、「その時感じた事を言葉として残しておく」事も後から振り返る上では大事なことだと思っています。

私自身、アウトプットの過程で気付けたり、学びを深められた事が沢山あるので、そういったメリットについては以前記事にしています。

https://qiita.com/yoyoyo_pg/items/ceedd35ae4d192c7db6a

フォーマットを整える

また最近意識しているのが「記載する文書は基本的にマークダウンとする」事です。

  • ちょっとしたメモでもマークダウンで記載することで見やすくなる
  • 後で「Qiita」「GitHub」「ブログ」等への公開の際の手間が少なくなる

という利点があります。

情報を整理していく過程で「自身の方向性の定期的なフィードバック」「知識の定着」といった様々な効能があるので、引き続き「アウトプット→知識の定着と還元→振り返り」の好循環を生み出せればと考えています。

まとめ

  • ストックとフローの観点で、最近の情報の蓄積方法やアウトプットについて記載しました。
  • 厳密に言えば「それはフローでは(ストックでは)」という部分もあると思いますので、気になる部分がありましたらご連絡ください。
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