BFD(Bidirectional Forwarding Detection)とは、ネットワークの経路が生きているかどうかを “超高速” に検出するためのプロトコル です。
⭐ BFDとは?
BFD = 双方向の転送可否を高速で検出する仕組み
ルータ同士が非常に短い間隔で「生きてる?」という小さなメッセージを送り合い、
応答が無ければ リンク断 と判断します。
⭐ 何が嬉しいの?
従来のルーティングプロトコル(OSPF/BGP/ISIS 等)の障害検知は数秒〜数十秒かかることがあります。
→ BFD を使うと、数ミリ秒〜数百ミリ秒で障害を検出できる。
⭐ 主な用途
- BGP / OSPF / ISIS の高速フェイルオーバー
- SD-WAN や DC 間接続 の高速切替
- GRE/IPsec トンネルの死活監視
⭐ BFDの特徴(シンプルに)
- 超軽量・高速(ミリ秒単位の検出が可能)
- リンク状態だけでなく IP 経路の死活も検出できる
- ルーティングプロトコルと独立して動作
- 複数プロトコルから再利用できる
⭐ よく使われるパラメータ
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Tx/Rx Interval | BFDパケット送信間隔(例:50ms) |
| Multiplier | 何回応答が無ければ障害と判断するか(例:3回) |
| Detection Time | interval × multiplier(例:50ms × 3 = 150ms) |
⭐ 用途別イメージ
- BGP:BGP Keepalive は遅い → BFDで高速化
- OSPF:Hello Timer より速く障害検出
- IPsec VPN:トンネルの死活監視に使う(Cisco/FortiGate/Juniper 等)