AWS Panorama アプライアンスとは?
👉 オンプレミス(現場)にあるカメラの映像を、AIでリアルタイムに解析できる専用デバイス です。
簡単に言うと、
「カメラ映像にAIを使いたいけど、クラウドに送るのは遅いし無理!」
という現場向けに、ローカル(その場)で高速にAI推論を実行するための「小型サーバー」のようなものです。
主な特徴
項目 | 内容 |
---|---|
用途 | 現場カメラの映像をリアルタイムにAI推論(例:異常検知、人数カウントなど) |
設置場所 | 工場、倉庫、小売店舗など |
できること | - AIモデルをデプロイして現場映像を解析 - 既存のIPカメラをそのまま使える(新しいカメラ不要) |
ネットワーク | クラウドに常時データを送る必要なし(エッジ推論) |
モデル | SageMakerなどでトレーニングした機械学習モデルを取り込める |
形式 | 物理デバイス(小型アプライアンス)を現場に設置する |
なぜ使うの?
- ネットワーク遅延や帯域制限なしで即時推論したい
- プライバシー問題(映像をクラウドに送るのは嫌だ)に対応
- オフライン環境でもAI解析できる
イメージ図
[既存カメラ]──映像──▶ [AWS Panoramaアプライアンス]──解析──▶ [現場で結果表示]
(必要なら、この後クラウド連携も可能)
よくあるユースケース例
業界 | 使用例 |
---|---|
工場 | 作業員の安全確認(ヘルメット装着チェックなど) |
小売 | 店内の人数カウント、人気商品の棚管理 |
物流 | トラックの積載状況チェック、荷物の誤配検出 |
まとめ
✅ AWS Panorama アプライアンス = 現場カメラにAIを組み込むエッジデバイス
✅ リアルタイム推論 × ローカル処理 が強み!