3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

JavaScript その2Advent Calendar 2020

Day 19

【JavaScript 2020】PubNub を使ったリアルタイム通信を試してみる(JavaScript を利用)

Last updated at Posted at 2020-12-19

この記事は、リアルタイムな通信に利用可能な PubNub を試してみた話の記事です。
また、ちょうど今日の枠が空いている JavaScript のアドベントカレンダーがあったので、急遽、そちらへの登録も行ってみました。

無料プランもあるサービスで、記事執筆時点(2020年12月19日現在)では、以下の範囲は無料で利用できるようです。

This plan is free up to 1 million transactions or 200 monthly active users.

Simple_pricing_for_realtime_communication_and_chat_applications___PubNub.jpg

また、 公式のドキュメントの SDK に関するページ を見ると、以下の複数の言語・環境で利用できるようです。

Our_SDKs_·_PubNub_Docs.jpg

上記の画像の下には、「Client SDKs」・「IoT SDKs」・「Server SDKs」といった項目ごとに対応言語等が書かれていました。個人的に気になったのはこのあたりです。

サクッと試すには、クイックスタートのほうを見た方が良いかもしれません。

また、HTML+JavaScript で pubnub.js 使う場合・mosquitto のコマンドを利用して使う場合の話は、 @n0bisuke さんが記事を書かれていたりします。

●PubNubで5分でリアルタイムWebこと初め + MQTTでデバイス連携も #protoout #iotlt #ヒーローズリーグ - Qiita
 https://qiita.com/n0bisuke/items/36e4b334d17174446df7

自分は今回は、MQTT.js を使ったパターンを試してみます。普段、ブラウザ上や Node.js のプログラムで MQTT を使う際、自分がよく利用しているものになります。

MQTT.js + PubNub

それでは、Node.js のプログラムで試したパターンと、ブラウザ上で試したパターン(HTML+JavaScript)の話を、それぞれ書いていきます。

PubNub を MQTT と組み合わせて使う場合、「MQTTブローカーに mqtt.pndsn.com を指定」して、クライアントID の指定を PubNub の 2つのキーを使った「<publish_key>/<subscribe_key>/<actual device ID>」という形にすれば良いようです。

MQTT_PubNub_bridge___PubNub1.jpg

Python の MQTTクライアントの例で、Publish を行う場合のサンプルを公式から引用してみます。

import paho.mqtt.client as mqtt

publish_key = "<your publish key>"
subscribe_key = "<your subscribe key>"
client_id = "<your unique client identifier>"


client = mqtt.Client(client_id=publish_key + "/" + subscribe_key + "/" + client_id)
client.connect("mqtt.pndsn.com", 1883, 60)
client.publish("<topic to publish>", json.dumps({ "hi": 10 }))

こちらも参考にしつつ、以下で JavaScript でのお試しの話を書いていきます。

Node.js で MQTT.js を使って試す

上記の Python のプログラムの設定内容を参考にしつつ、JavaScript での実装を試しました。そして、以下のプログラムで PubNub を介した MQTT の Pub/Sub を行うことができました。

const mqtt = require('mqtt')

const publish_key = "【PubNub の publish key】";
const subscribe_key = "【PubNub の subscribe key】";
const client_id_org = "【任意のID】";
const topic = "test"; // とりあえず適当に設定
const client_id = publish_key + '/' + subscribe_key + '/' + client_id_org;

let client = mqtt.connect({
  host: 'mqtt.pndsn.com',
  port: 1883,
  clientId: client_id
});

client.on('connect', function () {
  console.log("connecting");
  client.subscribe(topic, function (err) {
    if (!err) {
      console.log("sub");
    }
  })
})

client.on('message', function (topic, message) {
  console.log("Sub: " + message.toString())
})

setInterval(function(){
  let message = "メッセージのテスト";
  console.log("Pub: " + message);
  client.publish(topic, message);
}, 2000);

上記のプログラムの動作確認には、前に以下の記事などでも登場させていた「MQTT.fx」を使いました。

●GUIベースのMQTTクライアントアプ「MQTT.fx」の使い方メモ - Qiita
 https://qiita.com/youtoy/items/1086cb1c9518a34968be

ブラウザ上で MQTT.js を使って試す

HTML+JavaScript でも試そうとしたのですが、上記の Node.js と同じようなプログラムを作っても、MQTTブローカーへのアクセスのところがうまく動いていませんでした。

プログラムに誤りがあるか、もしくは PubNub が MQTT over WebSocket に対応してない、とかかな(詳細は未調査)。

まとめ

今回、初めて PubNub を使ってみました。

とあるサービスのとある機能を利用しようとして、その準備として PubNub を使ってみた話だったのですが、こちらを活用する話も記事にできればと思っています。

3
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?