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Ollama公式の「Web search」の API を Node.js で試す

Last updated at Posted at 2025-09-27

はじめに

この記事は、はてブのテクノロジーカテゴリで見かけた、以下の Ollama公式の「Web search」に関する話です。

●Web search · Ollama Blog
 https://ollama.com/blog/web-search

2025-09-26_20-25-11.jpg

公式の X のアカウントでも、以下でポストされているようです。今回、これを軽く試してみます。

Ollama公式の「Web search」

以下を見ると、Ollama のアカウントから APIキーを発行して、その APIキーを使った Web検索機能を使うことができるようです。

2025-09-26_20-25-41.png

さっそく試してみる

Ollama のアカウントで APIキーを発行して、さっそく試してみます。

APIキーの発行

Ollamaアカウントでログインした状態で、以下のページにアクセスすると APIキーが発行できます。

●Ollama keys · Settings
 https://ollama.com/settings/keys

以下は、APIキーの名称・APIキーの文字列をマスクしている状態ですが、1つのキーを発行した後の画面です。

2025-09-26_20-28-08.jpg

API を使う準備

APIキーを発行できたので、さらに API を使う準備を進めます。

パッケージのインストール

以下を見ると、Node.js の ollama のパッケージを使ったやり方があるようです。

2025-09-26_20-30-39.jpg

公式ページに書かれている curl を使ったサンプルをもとに、Node.js の fetch で処理することもできそうですが、今回は上記を試してみます。

パッケージは以下のコマンドでインストールしました。

npm i ollama

記事執筆時点では、以下のように 0.6.0 がインストールされました。

2025-09-27_11-28-53のコピー.jpg

環境変数の設定

それと、環境変数を設定します。OLLAMA_API_KEY という名前で、上記の Ollama の API を設定しました。

API を使ってみる

準備が整ったので、あとは API を使ってみます。

Node.js のコードは、公式サンプルをほぼそのまま使っています(※ 違いは、プロンプトを日本語にしたくらいです)。

import { Ollama } from "ollama";

const client = new Ollama();
const results = await client.webSearch({ query: "Ollamaって何?" });
console.log(JSON.stringify(results, null, 2));

上記を実行したところ、以下のように検索結果を得ることができました(以下の表示だと、かなり見づらいですが...)。

2025-09-27_11-44-35のコピー.jpg

【追記】

レスポンスで得られた出力の、改行文字を実際の改行にしたり、というちょっとした整形をした結果ものせてみます。

2025-09-28_10-24-05.jpg

上記の整形は、以下の jq を使ったコマンド処理で行いました(レスポンスとして得られた内容を data.json として保存して、それに対して処理を行ったというものです)。

jq -r '
  .results[] |
  "## \(.title)\n\(.url)\n\n" +
  ( .content
    | gsub("\\\\r?\\\\n"; "\n")
  ) + "\n\n---\n"
' data.json | less
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