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完走賞ゲットのため小ネタ 25記事を投稿しようとチャレンジ v2Advent Calendar 2023

Day 10

今年の生成AIに関する利用事例で個人的に気になったものを少しピックアップしてみる【完走賞ゲット-10】

Last updated at Posted at 2023-12-10

この記事は、「完走賞ゲットのため小ネタ 25記事を投稿しようとチャレンジ v2 Advent Calendar 2023」の 10日目の記事です。

今回の内容

今回の記事の内容は、生成AIの利用事例で個人的に気になったものをピックアップしてみる、というものです。選定基準は、自分が気になったという一点のみです(※ そして、気になったものが大量にあったので、ごく一部に絞って掲載)。

そして、そこで使われている記述キーワードを分かる範囲で記載してみます。

なお、掲載しているものの方向性としては、ビジネス向けという感じではなく、個人開発や個人の方が主で行った取り組みに鳴る感じです。

1) ChatGPT 利用時のプロンプトに関するもの

最初に、ChatGPT を利用した時に、プロンプトの工夫をして、自分がやりたいことを実現した事例という方向のものをとりあげてみます。

お子さんのための AI家庭教師(作文の宿題のサポート)

最初は以下のもので、ネットで話題になっていた事例なので、既にご存じの方も多いかもしれません。

お子さんが作文をするのをサポートしてくれる AI家庭教師 という事例です。
ここで使われているプロンプトは、以下の note の記事で公開されています。

●AI家庭教師プロンプト|うめ
 https://note.com/ume_nanminchamp/n/n3441c431aea3
プロンプト

使ってみた結果、「焦ったり、恣意的な誘導をしたりしないのが素晴らしい」とのことでした。

また、上記と似た方向性のサポーターを作る話で、大人向けのストーリー作成支援というもの持つくられたようです(← この方の本職に関わる内容のようでした)。

●物語を作る人のためのChatGPT講座|うめ
 https://note.com/ume_nanminchamp/n/n981994239c25

2) ChatGPT の API を利用した事例

次に ChatGPT を利用した事例を取り上げてみます。

場面緘黙(ばめんかんもく)という自身の問題を解決するアプリを開発

こちらも、ネットの記事で話題に出ていたので、既にご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

場面緘黙という、特定の社会的場面で話すことができなくなることが起こる、という状況の中、相手に伝えたいことを伝えられるようにするアプリです。

●Be Free - 話せない人が自由に会話できるアプリ - 未踏ジュニア
 https://jr.mitou.org/projects/2023/be_free

自分のプロフィールや自分が今いる場面の情報、そして相手から話しかけられた内容を使い、ChatGPT に返答に使える文章・キーワードの候補を出してもらいます。

その中で自分が伝えたい内容を選んで相手に伝えることができます(※ ChatGPT が出す候補が 100% 欲しい内容を含んでいるとは限らないですが、それは手入力で対応する機能もつけておくなど、対応をされていました)。

内容

詳細は、上記のページやページ内に掲載された動画をご覧ください。

なお、このアプリを開発するのに使ったのは、以下となるようです。

構成

余談ですが、自分はこのアプリが発表された発表会を現地観覧していて、そして現地で行われたデモで体験もさせてもらったものでした。

デモが行われていたブースでは、開発されたご本人とメンターの方がいて、デモが行われている中でメンターの方と開発・実装の部分を聞けたりもして個人的に楽しかったです。

3) Amazon の生成AIサービスを使った事例

生成系 AI で成長を生成する

次は、Amazon のサービスを実装に使っているもので、内容は「生成系 AI で成長を生成する」というユニークな話のものです。

成長を生成

以下の Qiita さんのイベントで、LT されていた内容です。
自分もこのイベントで LT 登壇していて、それでご一緒しました。

登壇スライドは Speaker Deck で公開されています

●生成系 AI で成長を生成した 1 週間 - Speaker Deck

内容は、生成AI に色々まかせると失われる自身の成長があるのではないか(※ もちろん、何をどうまかせるかの内容に依存し、発表者の方もそういった内容込みで話されていました)、というのと、それを生成AIの使い方の工夫で対応しようというものでした。

詳細は公開されたスライドをご覧いただきたいのですが、「論文を読む」というタスクをもとに、試行錯誤された内容というのを紹介されていました。

論文を読む

技術的には、Amazonさんのサービスを使っていて、以下のものを使ったとのことでした。

● Anthropic Claude
image.png

● Amazon Bedrock
image.png

以下、上記に関連する記事などです。

●Amazon Bedrock での Anthropic Claude — AWS
 https://aws.amazon.com/jp/bedrock/claude/

●Amazon Bedrock のはじめ方 #AWS - Qiita
 https://qiita.com/icoxfog417/items/869e2093e672b2b8a139

おわりに

今年の生成AIに関する利用事例で、個人的に気になったものを少しピックアップして紹介してみました。

生成AI の話題は、方向性を限定しても、ちょっと思い浮かぶキーワードというのが以下のようにいろいろあるので、どんどん出てくる情報を見ていくのは大変ですが、個人的に興味が強い方向なので引き続きチェックなどしていければと思います。

image.png

余談

今回の内容は、とあるイベントで以下の発表をする際の準備で、どんな内容を盛り込むか考えている中で出てきたものでした。

●技術コミュニティの中での生成AI(自身の観測範囲での事例について)

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