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Beebotte の REST API と MQTT の組み合わせを公式情報を見つつ試す(curl と Node.js)【2022年4月版】

Last updated at Posted at 2022-04-16

過去に、以下の記事でも扱った Beebotte で、REST API と MQTT を組み合わせて使う話です。

通信方法に関するドキュメントを見てみる

Beebotte の MQTT

MQTT を使う話は、冒頭でも掲載していた過去記事をご参照ください。

Beebotte の REST API

Beebotte の REST API について、まずは公式ページの情報を見ていきます。
公式ドキュメントを見ていくと「Data Operations の Publishing Data という項目」に情報が書いてありそうでした。

curlコマンドを使うやり方

以下は「Server side Publish (REST API)」と「Server side Bulk publish (REST API)」というそれぞれの項目で、cURL を選んだ場合の表示です。
Server side: curl

プライベートなチャンネルにデータをパブリッシュする場合、以下のコマンドになるようです。

## Publish to private channel
curl -i -H "Content-Type: application/json" \
  -H "X-Auth-Token: YOUR_CHANNEL_TOKEN" \
  -X POST -d '{"data":"Hello World"}' \
  http://api.beebotte.com/v1/data/publish/private-dev/res1

この後で詳しく触れますが、最後の行の「publish」の後の部分で「private-」がついているのがポイントのようです。

Node.js を使ったやり方

以下は「Server side Publish (REST API)」と「Server side Bulk publish (REST API)」というそれぞれの項目で、Node.js を選んだ場合の表示です。公式のライブラリを使ったやり方が掲載されているようです。
Server side: Node.js

実際に通信をさせてみる

それでは、REST API と MQTT を組み合わせた通信を試してみます。なお、以下では Beebotte公式のライブラリは利用せずに進めていきます。

channel の準備

そのために、冒頭で掲載していた過去記事で書いていた、MQTT を利用するための準備を行ってください。準備を終えると、MQTT での通信を行うための情報として、以下がそろうと思います。

  • MQTT の接続先: mqtt://mqtt.beebotte.com
  • MQTT用のポート番号(SSL の利用なし): 1883
  • 認証方法: Channel token
    • 「user name: 【Channel token】、 password: 【(空)】」、または、「user name・password: 【Channel token】」を設定
  • MQTT のトピック
    • 【channel/resource】

この情報と、上で見ていった REST API の情報を組み合わせて、通信を行ってみます。

curl を用いたお試し

curl を使って REST API でのパブリッシュを行い、サブスクライブを Node.js のプログラムで行います。

サブスクライブ側は、過去の記事でも用いた以下のプログラムを用います。以下では、MQTT.js を使っているので、 npm install mqtt を実行して MQTT.js を使えるようにしてください。

const mqtt = require("mqtt");

const client = mqtt.connect("mqtt://mqtt.beebotte.com", {
  clientId: "javascript_sub",
  username: "【Channel token】",
  password: "",
});

client.on("connect", function () {
  console.log("connected!");

  client.subscribe("【channel/resource】");
});

client.on("message", function (topic, message) {
  console.log(topic + ": " + message.toString());
});

【Channel token】 と 【channel/resource】 の部分は、ご自身で Beebotte から取得した情報に置きかえてください。

上記を nodeコマンドで実行した状態で、REST API を使ってみます。以下に 2種類のコマンドを掲載します。

curl -i -H "Content-Type: application/json" \
  -H "X-Auth-Token: 【Channel token】" \
  -X POST -d '{"data":"REST API より"}' \
  http://api.beebotte.com/v1/data/publish/【channel/resource】

curl -i -H "Content-Type: application/json" \
  -H "X-Auth-Token: 【Channel token】" \
  -X POST -d '{"data":"REST API より"}' \
  http://api.beebotte.com/v1/data/publish/【(名称の先頭に private- を付与した channel/resource】

上記の 2つの違いは最後の行の URLで、その中の「publish」の後ろの部分です。1つ目は 【channel/resource】 をそのまま記載していますが、2つ目のほうは channel の部分に private- を付与しています。仮に Beebotte上で mychannel というチャンネル名にしていた場合、2つ目のコマンドでは private-mychannel という書き方にします。

この対応を行うことで、パブリックでなくプライベートなメッセージになるようです。
プライベートにする方法

上記の 2つのコマンドを順番に実行した後、サブスクライブ側の Node.js のプログラムの出力を見てみました。サブスクライブで受信できた JSON に関し、 ispublic の部分が true・false という異なる内容になっており、パブリック・プライベートの設定が反映されているのが分かります。
サブスクライブ側

Node.js を用いたお試し

次は、パブリッシュ側も Node.js を使って試してみます。Beebotte公式のライブラリを使わず、REST API を使います。

上で出ていた curlコマンドの内容から、Node.js のプログラムで設定するべきパラメータを決めました。具体的には以下のプログラムになるのですが、axios を使っているので、 npm install axios を実行して axios を使えるようにしておいてください。

const axios = require("axios");

const sendPostRequest = async () => {
  try {
    const res = await axios({
      method: "post",
      url: "http://api.beebotte.com/v1/data/publish/【(名称の先頭に private- を付与した channel/resource】",
      headers: {
        "X-Auth-Token": "【Channel token】",
        "Content-Type": "application/json",
      },
      data: { data: "Node.js より" },
    });
    console.log(res.data);
  } catch (err) {
    console.error(err);
  }
};
sendPostRequest();

あとは、パブリッシュ・サブスクライブの両方のプログラムを、それぞれ nodeコマンドで実行します。この Node.js のプログラムを使ったお試しでも、REST API ⇒ MQTT の通信が行えることを確認できました。

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