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CircuitPython公式のブラウザでの開発環境「CircuitPython Code Editor」を試す(Raspberry Pi Pico 2 W を USBで接続)

Last updated at Posted at 2025-08-23

はじめに

Raspberry Pi のもくもく会に参加した際、Raspberry Pi Pico 2 W を持ち込んで(過去に既に使っていた開発環境を含めた)開発環境全般の情報を調べていたら、以下の公式の開発環境についての情報を目にしました

●CircuitPython Code Editor
 https://code.circuitpython.org/

image.png

●circuitpython/web-editor: Online web editor for CircuitPython
 https://github.com/circuitpython/web-editor

これが気になったので試してみた、という話の記事です。

「CircuitPython Code Editor」に関する情報源

今回の話の情報源は、以下の記事でした。

●Muエディタ終了のお知らせ #AdventCalendar2024 - Qiita
 https://qiita.com/inachi/items/acf7e27e2268636986b4
⇒ Muエディタについて、Announcement: The Sun is setting on Mu in 2025 という内容が公式から出ているという話の記事でした

この情報は、もくもく会に参加していた中で、Raspberry Pi Pico 2 W に関する Python系での開発まわりの情報をあらためて調べていて、その中でも Thonny とか Mu あたりの情報を見ている中で出てきたものでした。

実際に試してみる

実際に、Raspberry Pi Pico 2 W との組み合わせで、「CircuitPython Code Editor」試してみます。

公式の情報

検索してみると、以下などの公式のクイックスタートがあるようです。

●Overview | CircuitPython Web Workflow Code Editor Quick Start | Adafruit Learning System
 https://learn.adafruit.com/getting-started-with-web-workflow-using-the-code-editor/overview

image.png

これは Wi-Fi経由で開発する場合の流れのようだったのですが、セットアップの部分は USB接続で開発する場合と共通のようでした。その部分は上記を参照しつつ、あとは自分で手探りでやってみつつ、この後の作業を進めていきました。

デバイスのセットアップ

上記のクイックスタートのページから先へ進むと、まずはデバイスのセットアップの話が書かれています。

image.png

とりあえず「.UF2 ファイル」の書き込みを行います。

「.UF2 ファイル」の書き込み

以下のページにアクセスすると、様々なデバイスが一覧で表示されるので、その中で自分が使うデバイスのページへアクセスします。今回の自分の場合は「Raspberry Pi Pico 2 W」です。

●Downloads
 https://circuitpython.org/downloads

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上記の「Raspberry Pi Pico 2 W」の部分を選ぶと、以下のページに移動します。そこで Raspberry Pi Pico 2 W用の「.UF2 ファイル」をダウンロードします。

●Pico 2 W Download
 https://circuitpython.org/board/raspberry_pi_pico2_w/

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上記のとおり、デフォルトだと「JAPANESE」の項目が選ばれた状態でした。これを、以下のように「ENGLISH(US)」にしてから、ダウンロードしました。

d6d3f8ce-a4df-4167-a0d0-e618ae1e3886.jpg

上記で「ENGLISH(US)」にした理由は、「JAPANESE」のものでこの後の手順を進めた場合に、自分の環境では「CircuitPython Code Editor」と「Raspberry Pi Pico 2 W」の接続が確立できない現象が行ったためです。
(Mac の Finder からは Raspberry Pi Pico 2 W内のファイルが見えていて、PC には認識がされていることは確認できていたものの、なぜか CircuitPython Code Editor との接続ができない状態になっていました)

「JAPANESE」の .UF2ファイルを使ったことが原因かは分からなかったのですが、「ENGLISH(US)」にした後はその問題が起こらなかったので、上記では「ENGLISH(US)」を使う手順としました。

.UF2 ファイルをダウンロードした後は、Raspberry Pi Pico 2 W を PC と USBケーブルで接続して、USBメモリ的な見え方になっている Raspberry Pi Pico 2 W へ、ダウンロードした .UF2 ファイルをコピーします。

自分の場合、当初、Raspberry Pi Pico 2 W を PC と USBケーブルで接続した後は Finder で以下の状態で見えていて、ここにダウンロードした .UF2 ファイルをコピーしました。

image.png

.UF2 ファイルの書き込み後の手順について

.UF2 ファイルをコピーした後、Mac の Finder上では以下のフォルダ・ファイル一式が以下の構成で見える状態になりました。

image.png

この後は、「CircuitPython Code Editor」を使った開発を進めます。

「CircuitPython Code Editor」を使った開発

USB接続の場合のデバイスとの接続手順

デバイスを USB接続にして、CircuitPython Code Editor を使った開発を行う場合の手順を説明していきます。

CircuitPython Code Editor のページ( https://code.circuitpython.org/ )にアクセスし、以下で「USBを」選びます。

image.png

その後、以下の画面で「Connect to Devices」と書かれたボタンを押します。

image.png

ブラウザ内で、シリアルポート接続を許可するかどうかをたずねる表示がでるので、Pico 2 W に該当する項目を選んで「接続」ボタンを押します。

image.png

そうすると、以下の画面が出ます。ここで、下の方にある「Select New Folder」ボタンを押します。

image.png

Mac の場合は Finder の画面が出るので、USBメモリ的に見えている Raspberry Pi Pico 2 W を選択します。そうすると、以下が出るので「ファイルを編集」ボタンを押します。

image.png

以下では「Use NO NAME」ボタンを押します。ここで「NO NAME」の部分は、自分の PC が Raspberry Pi Pico 2 W を認識している際の名称になっています(Finder で開いた時に出ていた名称です)。

image.png

簡単なプログラムの書き込みと実行(USB接続)

あとは、簡単な内容のプログラムの書き込みと、そのプログラムの実行を試します。

画面上部の「Open」ボタンを押します。

image.png

その後、Raspberry Pi Pico 2 W内のファイルが表示されるので、「code.py」を選びます。

image.png

そうすると、自分の環境では以下のコードが表示されました。

print("Hello World!")

そのコードを以下に書きかえます。

import time
import board
import digitalio

led = digitalio.DigitalInOut(board.LED)
led.direction = digitalio.Direction.OUTPUT

while True:
    led.value = True     # 点灯
    time.sleep(0.1)      # 点灯時間(秒)
    led.value = False    # 消灯
    time.sleep(0.1)      # 消灯時間(秒)

そして、画面左上の「Save」ボタンを押します。

image.png

そうすると、Raspberry Pi Pico 2 W内のファイルへ変更が反映され、それと同時にコードの実行が自動で始まるようでした。

動作確認

あとは、上記のコードの動作確認を行った結果を示します。

以下の動画は、最初のほうでは上記の 0.1秒ごとの点灯・消灯が既に実行された状態になっています。そして、動画の途中で、点灯・消灯の時間を長くしたものを CircuitPython Code Editor上で保存し、Raspberry Pi Pico 2 W内の code.py への変更の反映・処理の実行を行っているものです。

動画の後のほうでは、LED の点滅スピードがゆっくりになっているのが確認できるかと思います。

今回のお試しは以上です。

【追記】 Adafruit さん公式のニュースレターで記事を紹介いただきました

この Qiita の記事と、上記の YouTube にアップしたデモ動画を、Adafruit さん公式のニュースレター(Python on Microcontrollers Newsletter)で紹介いただきました!

このニュースレターは Webページにも掲載されているようで、以下でもニュースレターの内容を見ることができました。

●Python on Microcontrollers Newsletter: Python: The Documentary, Linux is 34, New CircuitPython Beta and More!
 https://www.adafruitdaily.com/2025/09/01/python-on-microcontrollers-newsletter-python-the-documentary-linux-is-34-new-circuitpython-beta-and-more-circuitpython-python-micropython-thepsf-raspberry_pi/

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