こちらは、Scratch Advent Calendar 2022 の 12日目の記事です。
内容は、Scratch でも利用可能で、「無料の BGM・効果音のフリー音源素材を配布している Springin’ Sound Stock」の紹介です。
最近も、以下の記事などに名前が出ていました。今は、総点数が 1000点を超えたらしいです。
●商用利用可能なフリー効果音・BGM素材サイト「Springin’ Sound Stock」に約400点の素材が追加 - 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1461814.html
Springin’ Sound Stock の利用
Scratch でも利用可能
Scratch と素材に関する話で、Springin’ Sound Stock は自由に使えるそうです。
Scratch は規約的に、公開された作品やそこで使われた素材が、自動的にCC BY-SA 2.0が適用されるので、再配布・二次配布的を禁止している無料素材は NG となることがあります。CC BY-SA 2.0 の件について書かれたツイートを、いくつか掲載してみます。
そのため、Springin’ Sound Stock の公式が、「Scratch での利用OK」と明言してくれているのはありがたい話です。
Scratch での素材利用について補足
Scratch と CC BY-SA 2.0 の話を書きましたが、用途によって OK だったり、素材を配布する意図でないことから許容される、という事例もあったりはします。
このあたりは、素材を配布しているページの規約や、作者の方の発信している情報を要チェックという感じになるかと思います。
余談: Scratch関連のロゴやキャラクターの権利関係
Scratch で公開された作品は CC BY-SA 2.0 になるという話を書きましたが、ロゴやキャラクターの権利関係の話は別にあったりします。
Scratchの素材は基本的にCC BY-SA 2.0ですが、Scratch Cat, Gobo, Pico, Nano, Tera, GigaはMITの商標です。それらを使うには事前の書面による許可が必要になります。商用利用の場合は特にそうです。このTwitterのアイコンなどが問題になる可能性があります。 https://t.co/kroyWgzJWG
— アベ先生 (CV: 阿部和広) (@abee2) January 11, 2021
自分が Springin’ Sound Stock の素材を使った事例
自分が使った事例を少し抜粋してみます(Scratch での話ではないのですが...)。
モノ作り系の展示会(メーカーフェア)への出展で作った作品の中や、開発系コンテスト(ヒーローズ・リーグ)への応募動画で素材を利用させていただきました。
(上記のツイートでは、公式の Twitter をやっている方が、まめにリプライをくれたりしました)
おわりに
Springin’ Sound Stock は、Scratch でも利用でき(もちろん、それ以外でも)、たくさんの素材がそろっているため、今後も活用できればと思っています!